バタフライ2025カタログ
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バタフライ・ラバーのテクノロジーゴムの分子にテンションを与えることでエネルギーロスを抑え、スピード性能やスピン性能、コントロール性能が大きく向上。世界のトップ選手が求める高性能を実現しました。『ブライス』(廃番)は世界初のハイテンションラバーとして、1997年にバタフライが発売。2008年に登場した『テナジー』シリーズが世界を席巻するまで、最先端ラバーシリーズとして名を馳せました。搭載ラバーディグニクス シリーズ、テナジー シリーズ、グレイザー シリーズ、ロゼナ、ブライス ハイスピード、ラウンデル シリーズ、バグラーインパーシャル シリーズ、ラージストーム シリーズスプリング スポンジスプリング スポンジX変形しやすさと弾みを追求スプリング スポンジの最大の特徴は、ボールを�つかむ�感覚。大きな気泡を内包したスポンジが、バネ(スプリング)のように縮んでボールをはじき出します。回転やスピードを思うがままに支配し、コントロールする感覚を与えてくれる、驚異のスポンジです。2008年に登場した『テナジー』シリーズに搭載され、現在でも世界中で広く支持されています。安定して強い回転を生み出すには、スポンジが変形し、ボールをつかむことが求められます。また、打球のスピードを出すには、スポンジに高い弾性がなくてはなりません。一般的に、変形しやすさを求めてスポンジを軟らかくすると、ボールをはじき返す力が小さくなります。一方、スポンジを硬くして弾性を高めると、変形量が小さくなりボールをつかみづらくなります。2008年登場の『テナジー』に搭載された「スプリング スポンジ」は、「変形のしやすさ」と「弾性の高さ」という2つの性質を両立した点において、画期的なスポンジでした。変形のしやすさと弾性の高さを、それぞれさらに向上させた「スプリング スポンジX」は、ラバーにより高い性能をもたらします。搭載ラバーテナジー シリーズ、ロゼナ変形しやすさと弾みをさらに追求さらなるスピードとスピンを生み出すために、より変形しやすくより弾むスポンジを追求しました。『ディグニクス』シリーズに採用された「スプリング スポンジX」は、『テナジー』シリーズに採用された「スプリング スポンジ」に比べて、ボールが食い込むときの変形しやすさが約14パーセント、はね返るときの反発弾性が約3パーセント向上しています。この差は打球の威力において大きな違いとなって現れます。※裏ラバーにおける特徴を記載しています。搭載ラバーディグニクス シリーズ、グレイザー シリーズ、バグラー約14%UP約3%UPボールが食い込むときボールがはね返るとき変形しやすさ反発弾性表面強度と球持ちを向上させるシート配合技術変形しやすさと弾みを追求したスポンジ打球に威力をもたらす耐久性向上の配合技術を研究し、摩耗耐久性(シートの強度)を倍以上に向上※させました。また、弾力を維持したまま、柔軟性を高める独自配合により、球持ちもよくなっています。※バタフライ独自のラバー強度試験の結果から判断ラバーは打球するたびに表面が摩耗していきます。右の画像は打球を同じ箇所に一定回数当てた後の写真ですが、従来のラバーは表面の摩耗が激しいのに対し、この配合技術を用いた『ディグニクス』の表面はそれほど荒れていないことがわかります。この結果が、シート表面の摩耗耐久性の向上を示しています。搭載ラバーディグニクス05、ディグニクス80、ディグニクス64、グレイザー同じエリアに同じ回数、ボールを当て続けたときの表面状態※この実験ではディグニクス05を使用拡大写真は顕微鏡で観察倍率1000倍にしたものディグニクス※従来のラバー ハイテンション20

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