ジュニア女子決勝は高校2年生の松平志穂(四天王寺高)と中学2年生の浜本由惟(JOCエリートアカデミー)で争われた。
序盤、長身でラリーに強い浜本が長いラリーに持ち込む展開で第1ゲームを先取。松平は得意のしゃがみこみサービスからの展開で、浜本が持ち上げたボールを上から攻めて1-1のタイに。しかし、ここから浜本はラリーで先手を取って攻めて11-3で優勝に王手。
第4ゲームも浜本ペースで進んだが、11-10とマッチポイントを握った場面で松平のボールがエッヂインの判定。浜本のベンチコーチ偉関晴光が審判にサイドだったと抗議するが認められず、この1本をしのいだ松平が逆転。この逆転でペースを乱したか、調子が上がらない様子の浜本に松平が一気に攻め込み11-5とし初優勝を勝ち取った。
松平志穂(四天王寺高) 7-11、11-9、3-11、15-13、11-5 浜本由惟(JOCエリートアカデミー)
優勝後の記者会見で松平は「年下の選手がどんどん強くなってきているので、年齢は関係なく向かっていった。今後は世界ランキングを上げていって世界ジュニア選手権大会に出場したい」と抱負を語った。
今大会の詳しい情報・記録は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2012/
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