12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。21歳以下女子シングルス決勝は早田ひな(希望が丘高)が杜凱琹(香港)に4対1で勝利して初優勝を飾った。
<21歳以下女子シングルス決勝>
早田ひな(希望が丘高) 8,-7,8,11,7 杜凱琹(香港)
両者による対戦はこれまで1勝1敗。直近の対戦では今年1月のハンガリーオープンで早田が勝利を収めている。
第1ゲームは互いのサービスからの展開で得点する展開が続いたが、終盤は杜凱琹のミスもあり、早田が先制。続く第2ゲームは早田のフォアサイドを狙う杜凱琹の攻撃に対応しきれずゲームを奪われた。第3ゲームは終盤までもつれる展開となったが、勝負どころで得点を挙げた早田がこのゲームを奪った。続く第4、第5ゲームは杜凱琹のフォアサイドを突く攻撃に対して思い切りよくドライブを打ち抜いた早田がリード。大きなラリーになっても焦ることなく落ち着いてコースを突き、4対1で勝利。今年最後の国際大会で有終の美を飾った。
■早田ひなのコメント
「今年最後のワールドツアーで泣いても笑っても最後の1試合だったので、思い切ってプレーすることを意識しました。競ったところで思い切ってレシーブできたり、3球目を思い切って打てたことが良かったです。序盤から私のフォアサイドを突かれることが多かったのですが、3ゲーム目以降はフォアに来たボールを思い切って打つことを心がけました。相手が後ろに下がっても無理に打ちにいかずしっかりラリーに持ち込んで点数をとるようにしました。今回は一般で鄭怡静に負けたり、世界ジュニアでもシングルスでいい結果が出なかったので、この種目では絶対に優勝しようと思ってプレーしました」
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