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2016ワールドツアー・グランドファイナル最終日③ U21男子は廖振珽が優勝

12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。21歳以下男子シングルス決勝は廖振珽(中華台北)が村松雄斗(東京アート)に4対0で勝利して初優勝を果たした。


村松は栄冠をつかむことができず

試合全体を通して、廖振珽にペースを握られた

廖振珽は回転量の多いドライブで村松のカットを打ち破った

 

<21歳以下男子シングルス決勝>
廖振珽(中華台北) 6,9,9,8 村松雄斗(東京アート)

 初対戦となった両者の一戦は、廖振珽が村松のフォアサイドを狙う攻撃で試合をリード。対する村松はサービスが甘くなったところを狙い打たれるなど、精彩を欠くプレーが続く。第1ゲームを6-11で落とすと、第2ゲームは終盤追い上げるも、廖振珽のドライブを止めきれずに台からオーバーする場面が多く9-11でゲームを連取された。第3ゲーム以降は攻撃を多めに織り交ぜるなど、なんとか打開策を見いだそうとするが、打ち合いに強い廖振珽を崩すことができず、0対4で敗れた。
 男子シングルスではサムソノフ(ベラルーシ)に勝利するなど、進化を見せた村松だったが、大会最後の試合を勝利で終えることはできなかった。

■村松雄斗のコメント
「疲労がたまっていたことや昨日全然寝られなかったということもあり、全く集中力がありませんでした。いつもだったらリードされても試合中に修正できるのですが、相手のドライブが思っていたよりもとりづらい球質だったため、修正するのが難しかったです」
 


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今大会の模様は卓球レポート2月号に掲載します。

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