12月8~11日までワールドツアー・グランドファイナルがドーハ(カタール)で開催されている。女子ダブルス決勝は浜本/早田(JOCエリートアカデミー・大原学園/希望が丘高)が苦しみながらも杜凱琹/李皓晴(香港)を破り、頂点をつかんだ。
<女子ダブルス決勝>
浜本/早田(JOCエリートアカデミー・大原学園/希望が丘高) 8,-15,9,-9,8,10 杜凱琹/李皓晴(香港)
第1ゲームは相手ペアの攻撃に対して浜本がブロックでコースを突いて、早田がドライブを決めるという形がはまった。また、サービスが効果的に決まるなど、日本ペアがゲームの主導権を握り、先制した。続く第2ゲームも10-6とリードしたが、ここから連続失点で10-10と追いつかれる。ジュースになってからは互いにレシーブからの得点が続いたが、最後は日本ペアにミスが出て15-17でゲームを落とした。第3ゲームは勢いづく香港ペアが序盤でリードをするも、日本ペアは香港ペアのバックサイドをつくプレーから得点を重ねて逆転。このゲームを奪った。第4ゲームは日本ペアが7-5とリードするが、香港ペアがレシーブから積極的にドライブをかけてラリー戦に持ち込み、逆転。日本ペアも食らいついたが、李皓晴が中陣から強烈なフォアハンドドライブを決めるなど、香港ペアがゲームを取り返した。第5ゲームも一進一退のラリー戦が続くが、精度の高さで上回った日本ペアが11-8で奪ってゲームカウントを3対2とした。迎えた第6ゲームは相手にリードされる展開が続いたが終盤にラリー戦で打ち勝った日本ペアが逆転。見事女子ダブルスの栄冠をつかんだ。
■早田ひなのコメント
「全てのゲーム苦しかったのですが、浜本さんが前でしっかりとブロックしてくれていたので自分は思い切って打ちいいくことができました。それが支えになりました。相手がレシーブから先手をとるようなプレーをしてきていたので、2人でサービス・レシーブをしっかりと考えて戦いました。優勝できて本当にうれしいです」
■浜本由惟のコメント
「サービス・レシーブに不安があったのですが、早田さんのサービスが効いて、すごくやりやすかったです。香港ペアは2人ともラリー戦に強いので、前陣でブロックをして、コースを突いて相手を崩すなど、ラリー戦に持ち込まれる前になんとかしようしていました。優勝できてうれしいです」
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