ハイテンション

ゴムの分子にテンションを与えることでエネルギーロスを抑え、スピード性能やスピン性能、コントロール性能が大きく向上。世界のトップ選手が求める高性能を実現しました。『ブライス』(廃番)は世界初のハイテンションラバーとして、1997年にバタフライが発売。2008年に登場した『テナジー』シリーズが世界を席巻するまで、最先端ラバーシリーズとして名を馳せました。


マイクロレイヤー

■マイクロ レイヤー(特許取得済)

シートのベースと呼ばれる部分が肉眼でもわかるほど薄く設計されており、それによってインパクト時に生じる「ひきつれ」が大きくなって、強い回転を生み出すことができます。


スプリング スポンジ

変形しやすさと弾みを追求

スプリング スポンジの最大の特徴は、ボールを“つかむ”感覚。大きな気泡を内包したスポンジが、バネ(スプリング)のように縮んでボールをはじき出します。回転やスピードを思うがままに支配し、コントロールする感覚を与えてくれる、驚異のスポンジです。2008年に登場した『テナジー』シリーズに搭載され、現在でも世界中で広く支持されています。


スプリング スポンジX

変形しやすさと弾みをさらに追求
さらなるスピードとスピンを生み出すために、より変形しやすくより弾むスポンジを追求しました。『ディグニクス』シリーズに採用された「スプリング スポンジX」は、『テナジー』シリーズに採用された「スプリング スポンジ」に比べて、ボールが食い込むときの変形しやすさが約14パーセント、はね返るときの反発弾性が約3パーセント向上しています。この差は打球の威力において大きな違いとなって現れます。

ツブ高ラバーを駆使したプレーのために開発されたスポンジ。硬度が高くても打球の威力を吸収するため、ツブ高特有の変化の出やすさと使いやすさの両立を可能にします。ブリティッシュグリーンの「アブソーバー スポンジ ヘビー」(イリウスSに搭載)と、ターコイズグリーンの「アブソーバー スポンジ ドロップ」(イリウスBに搭載)との2種類があります。

アブソーバー スポンジダンパーのように衝撃を吸収する ※図はイメージです


アブソーバー スポンジ ヘビー

「アブソーバー スポンジ ヘビー」はツブの倒れやすさを維持しつつ、ボールの衝撃をよく吸収します。そのため、このスポンジを搭載した『イリウスS』は、切れ味鋭い安定したカットやツッツキがやりやすいのが特徴です。

アブソーバー スポンジ ヘビースポンジが衝撃を吸収している状態


アブソーバー スポンジ ドロップ

硬めのスポンジである「アブソーバー スポンジ ドロップ」を組み合わせると、ツブがより倒れやすくなり、高いツブ高効果がもたらされます。このスポンジを搭載した『イリウスB』は、短く止めるブロックなど、前陣で相手のボールを処理したいときに、特にラバーの性能が発揮されます。

アブソーバー スポンジ ドロップ硬めのスポンジによりツブがよく倒れている状態