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日本の卓球用品メーカーである株式会社タマスが最初に海外子会社を設立したのは、今から50年前の1973年、西ドイツ(当時)においてでした。ヨーロッパにおけるさらなる流通網の構築に加え、工業所有権管理が喫緊の課題だった当時、会社名の「タマス」と、ブランド名の「バタフライ」とをともに入れた「タマス・バタフライ・ヨーロッパ(通称TBE)」を設立。代表のベラ・シモンと他1名のスタッフで始動しました。

旧ソビエト連邦を含むヨーロッパ全土だった販売担当地域は、現在ではアフリカ、中東、そして中央アジアへと拡大。製品販売の成長もさることながら、TBE設立当初から積極的にナショナルチームと契約を締結し、ブルガリアとルーマニアを除く全ての東欧諸国と契約していた時期があったことも、TBEの歴史を語る上で欠かせないでしょう。1990年代以降は、ヨーロッパで修行する多くのアジア選手の活躍もサポートするなど、ヨーロッパにおけるバタフライブランドの振興のみならず、卓球というスポーツの発展にも寄与してきました。

現在では35名のスタッフを擁し、約120の国と地域での販売、数々の大会協賛、そして140名を超える契約選手のサポートを担当。今日のバタフライグループにおいて、TBEは大きな役割を果たしています。


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1970〜80年代に活躍したハンガリーのヨニエル、ゲルゲリー、クランパ


1988年。メールス市内でオフィスを移転


1988年。新オフィスの披露パーテイーにて、英語で挨拶する株式会社タマスの創業者・田舛彦介


1989年。ハンガリー・ブダペストで行われたユース世界卓球フェスティバルの一幕


1989年。ハンガリー・ブダペストで行われたユース世界卓球フェスティバルの一幕


1989年。ドイツ・ミュンヘンで行われたISPO(世界最大級のスポーツ用品展示会)にて


1989年。契約書にサインをするカリニコス・クレアンガ(ギリシャ)と当時のTBE代表・上鶴秀幸


1990年。スレイバーカップにて。1990年代の数年間、ドイツ・ブンデスリーガ公式戦が終了した後、トップ選手たちの間で開催されたバタフライによる賞金付き大会。2グループに分かれてドイツの各地を転戦。勝ち点の上位の選手が合流してファイナルを行った。中小の市や町の卓球ファンの間で大いに盛り上がった


1992年。マイケル・メイス(デンマーク)と言葉を交わすTBEの今村大成。この写真の翌日、契約締結。この独創的な卓球選手とバタフライの、長きにわたるパートナーシップが始まった


1993年。TBEと株式会社タマスの首脳陣らが一堂に会する


1993年。TBEのオフィスでミーティングを行うドクター・シモン、田舛彦介ら


2001年。ISPO(世界最大級のスポーツ用品展示会)にて


2002年。クロアチア・ザグレブで行われたヨーロッパ選手権大会。バタフライの契約選手で男子シングルスの表彰台を独占。左から、クレアンガ、ボル、プリモラッツ、シュラガー


2004年。ヨーロッパ屈指の強豪クラブ、ボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ・ブンデスリーガ1部所属)と契約


2004年。TBEの04/05シーズンのカタログ表紙を飾るシュラガー、メイス、ボル


2006年。メールス市内でオフィスを移転


2016年。スペイン・アリカンテで行われた世界ベテラン卓球選手権大会において、300台の卓球台を協賛


2017年。世界卓球デュッセルドルフ大会に出展したバタフライのブース


2010年。ドイツ・ナショナルチーム(男女)の外装品を提供


2012年。世界卓球ドルトムント大会に出展したバタフライのブース


2016年。クレーフェルト市に社屋を建設。メールス市からオフィスを移転


2008〜2013年頃に発売したゲームシャツ


2015〜2022年頃に発売したゲームシャツ


2015年に公開したプロモーションビデオ“All About Tenergy”より


2015年に公開したプロモーションビデオ“バタフライ スリースターボールG40+”より


卓球ロボット「アミカス・シリーズ」のプロモーションビデオ“Timo Boll’s Nightmare”(ティモ・ボルの見た悪夢)。2018年に公開したこの作品は、カンヌ コーポレートメディア&TVで入賞を果たした


2018年カタログの撮影シーンより


2021年に発売した「オフチャロフ インナーフォース ALC」と「フランチスカ インナーフォース ZLC」のプロモーションビデオ“What makes a great table tennis player”(素晴らしい卓球選手をつくるもの)より