丹羽孝希が世界卓球2012ドルトムントの代表に
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世界卓球2012ドルトムント(第51回世界選手権ドルトムント大会[団体戦])の男子日本選考会が、平成23年12月14~16日まで埼玉・所沢市民体育館で開催された。
世界卓球2012ドルトムントの男子代表は5名。すでに代表に内定している水谷(明治大・スヴェンソン)、岸川聖也(スヴェンソン)の2人に加えて、この選考会の優勝者が3番目の代表内定を得る。
今回の選考会には総勢20名の選手が参加し、Aリーグ(10名)とBリーグ(10名)に分かれて総当たりのリーグ戦を行い、それぞれのリーグの上位2名が決勝トーナメントに進出。準決勝、決勝を行い優勝者が決められる仕組みだ。
Aリーグは丹羽孝希(青森山田高)が9戦全勝で1位通過を決めた。2位争いは張一博と高木和卓の東京アート勢が7勝2敗で並んだが、両者の対戦で勝利している高木和が2位を勝ち取った。
Bリーグは松平健太(早稲田大)と大矢英俊(青森山田高)が8勝1敗で並んだが、両者の対戦で大矢が松平健太を4−0で下しており、大矢が1位、松平健太が2位となった。
準決勝は両リーグの1位と2位が対戦する方式で、丹羽vs松平、高木和vs大矢で争われた。第1試合は、丹羽が前陣での打ち合いを制して松平を押し切って4−2で快勝。第2試合は東京アートの同級生対決となったが、高木和が大矢に競り勝って決勝進出を決めた。これで代表を決める戦いはAリーグの1位と2位の再戦となった。
予選リーグでは4−3と大接戦となった両者の対決は、ラリーに持ち込みたい高木和に対して丹羽がライジングカウンターで打ち抜いて4−2で快勝。見事に初の選考会優勝を手にした。
これで丹羽は2大会連続の世界卓球代表となり、団体戦では初めてのメンバー入りを果たした。
丹羽がカウンターで代表権獲得 |
高木和は踏ん張ったが・・・
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選考会の記録は日本卓球協会のホームページをご覧ください。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp