ベルチック氏が急逝(享年73歳)
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ベルチック氏は長身のカット主戦型オールラウンドプレーヤーとして、ヨーロッパチャンピオンの栄冠を手にした。また、世界卓球では1957年ストックホルム大会と1959年ドルトムント大会で、ハンガリーの男子団体準優勝に貢献した。
引退後は指導者に転身。後にハンガリー三銃士と呼ばれるヨニエル、クランパ、ゲルゲリーという選手を鍛え上げ、1979年世界卓球ピョンヤン大会で中国の男子団体3連覇を阻止し、ハンガリーに27年ぶりの優勝をもたらした。
また、ベルチック氏は日本とのつながりも深く、1984年にバタフライ卓球道場で日本のジュニア選手を指導した。
なお、ベルチック氏の急逝にあたり、国際卓球連盟(ITTF)はホームページに追悼記事を掲載している。
故人のご冥福をお祈りします。
ITTF ベルチック氏の追悼記事:http://www.ittf.com/_front_page/ittf_full_story1.asp?ID=22873&Category=General&Competition_ID=&
1979年世界卓球ピョンヤン大会の表彰式の模様
(右側でスウェースリングカップを掲げているのがベルチック氏) |