世界卓球2013パリ(5月13~20日)の中国男子代表を決める「直通パリ第3ステージ」が3月1~5日に行われ、許昕、張継科、馬龍、閻安、王皓が代表権を獲得した。
男子は3月2~6日に行われた直通パリ第2~第3ステージで5名の代表が決定した。第2ステージまでの上位6名と人気投票で上位の3名、計9名が第2ステージを争った。3人のリーグのそれぞれ首位が代表権を獲得した。結果は以下の通り。
Aグループ:許昕2勝0敗、樊振東1勝1敗、郝帥0勝2敗
Bグループ:張継科2勝0敗、王皓1勝1敗、陳杞0勝2敗
Cグループ:馬龍2勝0敗、閻安1勝1敗、馬琳0勝2敗
各グループ1位の許昕、張継科、馬龍が代表権を獲得。さらに続けて行われた第3ステージはA~Cグループの敗者6人が2つのグループに分かれてリーグ戦を行いそれぞれのグループの首位2名が代表に決定した。
Eグループ:閻安2勝0敗、馬琳1勝1敗、陳杞0勝2敗
Fグループ:王皓1勝1敗、樊振東1勝1敗、郝帥1勝1敗
(1ゲームマッチで王皓2勝0敗、樊振東1勝1敗、郝帥0勝2敗)
Fグループでは王皓が樊振東に敗れる波乱があったが、樊振東が郝帥に敗れたために、勝負は1ゲームマッチのリーグ戦に持ち越し。ここでも3-9と樊振東に大きくリードを許した王皓だったが、世界王者の意地を見せて逆転勝ち。辛くもパリ行きのチケットを手にした。Eグループは閻安が気合いの入ったプレーで馬琳 に連勝し、代表入りを果たした。