2013年ワールドチーム・クラシックが3月28~31日広州(中国)で開催された。
男女各12チームが参加して、5シングルスの団体戦が行われ、男女とも地元中国が優勝を飾った。日本からは男子が水谷(beacon.LAB)、松平健太(早稲田大)、丹羽(青森山田高)が参戦し3位、女子が福原(ANA)、石川(全農)、平野(ミキハウス)が2位の成績を収めた。
日本男子チームは予選リーグで中華台北とオーストラリアを破り1位通過。決勝トーナメントでは準々決勝でブラジルを破り、準決勝で中国と対戦。1番丹羽が張継科にストレートで敗れると、2番で水谷が許昕から2対1とリードを奪ったが惜しくも逆転負けを喫した。続く3番のダブルスは松平・丹羽が第5ゲームで5-10から7点連取で逆転勝ちを収めて1点を返したが、4番は松平が許昕に善戦するも3対1で敗れ日本は3位に終わった。
決勝は中国対中華台北。1番は許昕が荘智淵をストレートで下し、中国ペースかと思われたが、2番で陳建安が張継科を破る金星を挙げて1対1に。しかし、ここで気を引き締めた中国がダブルス、4番と1ゲームも与えずに優勝を決めた。
また、今大会ではエジプト(O.アサール、ラシン、サレウ)が予選リーグでスウェーデン、準々決勝でドイツを破り3位に躍進した。
日本女子チームは予選リーグでドイツとブラジルを破ると、準々決勝で韓国と対戦。韓国は石賀浄、梁夏銀、徐孝元という若いチームで今大会に臨んだが、日本は福原が2点を落とす厳しい流れになるも3対2で辛勝。続く準決勝ではシンガポールに3対0で快勝。決勝の中国戦は李暁霞、丁寧、武楊の中国チームから1ゲームも奪うことができずに2位に終わった。
今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp