9月12~15日にミンスク(ベラルーシ)でITTFワールドツアー・ベラルーシオープンが開催された。男子シングルスでは吉田海偉、21歳以下男子で三部航平が優勝するなど日本勢が活躍した。
男子シングルスは世界ランキング69位の吉田海偉(DIOジャパン)が第1シードで出場し、予選リーグから勝ち上がってきた三部航平(青森山田高)と同士打ち決勝となった。元全日本王者のベテラン吉田は高校1年生の三部に力の差を見せつけて4対0で優勝。2006年のセルビアオープン以来、2度目のワールドツアー優勝を飾った。
女子シングルスは決勝でヴィンター(ドイツ)とプリバロバ(ベラルーシ)のヨーロッパ勢が対戦し、4対1で勝利。ワールドツアー初タイトルを獲得した。日本勢では宋恵佳(青森山田高)がベスト8入り。
21歳以下男子は、日本勢が表彰台に3人と活躍を見せた。優勝は一般でも決勝進出をはたした三部。決勝で東勇渡(JOCエリートアカデミー・帝京)を4対2で破って初優勝。3位には酒井明日翔(JOCエリートアカデミー・帝京)、ベスト8には緒方遼太郎、大塚大寛(JOCエリートアカデミー・帝京)、及川瑞基(青森山田高)らも入った。
21歳以下女子は、宋恵佳(青森山田高)が決勝まで進出したが、李恩恵(韓国)に4対3で敗れて2位に終わった。3位には石川梨良(JOCエリートアカデミー・帝京)、加藤知秋(県岐阜商業)が入った。
今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp