2月11~15日に、クウェート市(クウェート)でワールドツアー・クウェートオープンが開催された。男子シングルスでは馬龍(中国)、女子シングルスでは李暁霞(中国)が優勝を果たすなど、多くの種目で中国選手が上位に進出した。
男子シングルスは中国選手が4強に進出。その中で、馬龍が頂点に立った。馬龍は準決勝で樊振東(中国)に4対1で快勝。決勝の許昕(中国)との1戦は第1ゲームでゲームポイントを握られながらも逆転で先制すると、その後は試合を優勢に進め、4対1で勝利を収めた。
男子同様、中国選手がベスト4を独占した女子シングルスでは李暁霞が頭一つ抜けた強さを見せて優勝を果たした。李暁霞は準決勝で劉詩雯(中国)に4対1で勝利すると、決勝では丁寧(中国)にストレート勝ち。中国選手が多数出場するハイレベルな大会で強さを発揮した。
男子ダブルスは江宏傑/黄聖盛(中華台北)が決勝で中国ペアを破って頂点に立った。準決勝の丁祥恩/李尚洙(韓国)とのゲームオールの激戦に勝利すると、決勝では許昕/張継科(中国)を3対1で破った。
女子ダブルスは丁寧/朱雨玲(中国)が優勝。準決勝では、陳夢/武楊(中国)との同士打ちで1ゲームを奪われたが、そのほかのゲームでは全てストレート勝ちと他のペアを圧倒して栄冠をつかんだ。
21歳以下男子シングルスでは翟羽佳(デンマーク)が優勝。決勝のデポス(ベルギー)戦は2対0とリードをしたところから追いつかれるも、最終ゲームの接戦を制して勝利を決めた。
21歳以下女子シングルスではドゥー・ホイケン(香港)が優勝。準決勝でリ・チンワン(香港)に0対2から逆転勝利を収めると決勝でも、勢いそのままに勝利を挙げた。
■男子シングルス
優勝 馬龍(中国)
■女子シングルス
優勝 李暁霞(中国)
■男子ダブルス
優勝 江宏傑/黄聖盛(中華台北)
■女子ダブルス
優勝 丁寧/朱雨玲(中国)
■21歳以下男子シングルス
優勝 翟羽佳(デンマーク)
■21歳以下女子シングルス
優勝 ドゥー・ホイケン(香港)
今大会の記録は、国際卓球連盟(ITTF)、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp