12月14日、2017ITTFスターアワードの授賞式が開催され、張本智和(JOCエリートアカデミー)がブレークスルースター賞を授賞した。
授賞の喜びを語る張本
ボルは男子スター賞を授賞
授賞者全員での記念撮影
張本はワールドツアー最年少優勝(2017年チェコオープン)、最年少での世界選手権ベスト8入り(世界卓球2017デュッセルドルフ)などが評価されてブレークスルースター賞を授賞した。授賞時には「授賞に備えて3週間前くらいから考えてきた」という英語でのスピーチを披露。多くの方への感謝を込めたスピーチとなった。なお、ブレークスルースター賞の授賞は、昨年の平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)、一昨年の伊藤美誠(スターツSC)に続く日本選手の授賞となった。
また、男子スター賞はボル(ドイツ)が受賞。ボルは男子ワールドカップでの銀メダル獲得、韓国オープンでの優勝などが評価されての受賞となった。
授賞式後、張本は「受賞者を発表で智和の『と』が呼ばれたときにやったと思いました。スピーチは今日の夕飯後も練習していて、最後まで言えてよかったです。自分一人ではこの賞は取れなかったと思うので両親や日本卓球協会の方、倉嶋監督や田勢コーチをはじめ多くの方に支えてもらい、感謝の気持ちをスピーチに込めました」と授賞の喜びを語った。
このほか、女子スター賞は昨年に続いて丁寧(中国)が授賞。スターコーチ賞にはロスコフ(ドイツ)が選出された。