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世界卓球2018ハルムスタッドの日本代表が決定

2018年3月10日、日本卓球協会は理事会で承認された世界卓球2018ハルムスタッド(団体戦)における日本代表選手を発表した。代表選手と選考理由は以下の通り。

20141222-01.jpg 代表発表を行う星野一朗専務理事(左)と宮﨑義仁強化本部長


<男子>
丹羽孝希(スヴェンソン)
2017年の主要国際大会で世界ランキング3位以内の中国選手に勝利(2017年4月のアジア選手権大会で許昕に勝利)
張本智和(JOCエリートアカデミー)
平成29年度全日本選手権大会優勝および国内最終選考会の優勝者
水谷隼(木下グループ)
2017年12月発表の世界ランキングで国内最上位選手
松平健太(木下グループ)
強化本部推薦。主要国際大会での実績と内容を評価
大島祐哉(木下グループ)
強化本部推薦。主要国際大会での実績と内容を評価

<女子>
石川佳純(全農)
2017年12月発表の世界ランキングで国内最上位選手および2017年の主要国際大会で世界ランキング30位以内の選手(日本人選手以外)に6度以上勝利
伊藤美誠(スターツSC)
平成29年度全日本選手権大会優勝および国内最終選考会の優勝者
平野美宇(JOCエリートアカデミー/大原学園)
2017年の主要国際大会で世界ランキング3位以内の中国選手に勝利(2017年4月のアジア選手権大会で丁寧、朱雨玲に勝利)および世界ランキング30位以内の選手(日本人選手以外)に6度以上勝利
早田ひな(日本生命)
強化本部推薦。主要国際大会での実績と内容を評価
長﨑美柚(JOCエリートアカデミー)
強化本部推薦。国際競争力向上への潜在性を評価(2017年世界ジュニア選手権大会で2016年ジュニアチャンピオンの石洵揺に勝利したこと、現在開催中のワールドツアー・カタールオープンでサマラらを破るなどの急成長、次世代を担える選手として評価)

 世界卓球の日本代表に初めて選出された長﨑について宮﨑強化本部長は「長﨑は現時点で間違いなく日本選手の中で一番ボールの威力があると思われます。最近では女子選手もチキータを取り入れるようになってきましたが、間違いなく長﨑が一番うまいです。威力もあります。中学生で全日本ジュニア優勝、世界ジュニアでジュニアチャンピオン(石洵揺)も倒していて近年、成長が著しいです。日本人離れしているという表現がぴったり当てはまる選手だと思います」と話した。

 また、宮﨑強化本部長は今大会の目標について聞かれると「2020の東京オリンピックの団体戦で中国を倒すというのが悲願です。ただし、オリンピックの舞台でいきなり中国を倒せるかといわれると、大変厳しいです。その前に一度倒さなければと思っています。できれば今回、もしくは2020年の世界卓球で中国を倒した実績を持ってオリンピックを迎えたいですね。そういう目標を持っています」と打倒・中国を目標に掲げた。

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