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東京オリンピック出場に関する情報

  ITTF(国際卓球連盟)は、2020年東京オリンピックの出場に関して、次の内容をウェブサイトに掲載している。特筆すべきは、男女とも団体戦の1枠(3人)が開催国に与えられたことだ。この枠が与えられたことで、日本選手は大陸予選会に出場する必要がなくなる。つまり、国内での代表争いに勝てば、東京オリンピック出場がかなうのだ。
(ちなみに、リオ五輪の際は、団体戦における開催国枠はなかった。開催国に与えられていたのは、シングルスに男女各1枠だったが、開催国のブラジルは男女とも大陸予選会で自力でシングルス2枠を勝ち取り、団体戦にも出場した)
 団体戦の出場チーム数は男女各16チームで、リオ五輪と変わらない。シングルスの出場数は、リオ五輪は男女各64人だったが、東京五輪では64~70人と幅がもたされている。オリンピックで初めて実施される混合ダブルスの出場ペアは16組となっている。

■卓球競技の種目
男子団体
男子シングルス
女子団体
女子シングルス
混合ダブルス

■最大出場人数
男子 86人
女子 86人

■各NOCからの最大出場人数
男子 3人
女子 3人
※団体は男女とも最大3名
※シングルスは男女とも最大2人
※混合ダブルスは最大1ペア

■団体戦の出場数(男女それぞれ)
各大陸予選より 6チーム(18人)
世界最終予選より 9チーム(27人)
開催国より 1チーム(3人)
【合計16チーム】

■シングルスの出場数(男女それぞれ)
団体戦出場チームより 32人(1NOCあたり2人×16チーム)
各大陸予選より 22人
三者委員会枠 1人
世界最終予選より 2~8人
世界ランキングより 1~13人
【合計64~70人】

■混合ダブルスの出場ペア
各大陸予選より 6組
2019グランドファイナルより 4組
2020ワールドツアーより 5組
開催国より 1組
【合計16組】

※NOC=ナショナルオリンピック委員会(各国のオリンピック委員会)
※三者委員会=国際オリンピック委員会、各国オリンピック委員会連合、国際卓球連盟からなる組織

文=川合綾子

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