日本卓球協会より、2019年(令和元年)6月1日に改訂・実施する日本卓球ルールの概要が示された。今回の改訂は2019年1月1日の国際卓球連盟のルール改訂を受けたもの。また、一部、国内ルールの文言修正も行われる。改訂箇所は次の通り。
第2章 競技ルール
2.2 用具と競技条件
2.2.5 広告とマーキング
2.2.5.4 競技領域内の床に、6ヶ所まで広告をつけることができる。マーキングは、
2.2.5.4.1 テーブルの各エンド側に、面積が5㎡以下のものをそれぞれ2ヶ所と、各サイド側に面積が2.5㎡以下のものをそれぞれ1ヶ所つけることができる。
2.2.5.4.2 エンド側はそれに最も近いテーブルのエンドラインから3m以上離してつけなければならない。
2.4 試合遂行
2.4.2 用具
2.4.2.4 競技者は、1マッチを通してラケットを交換することはできない。ただし、使用に耐えられない程度に誤って破損した場合は、競技領域に自分で持込んであった別のラケット、または競技領域内で手渡されたものと交換しなければならない。
2.5 ペナルティー
2.5.2 競技者、監督、コーチのバッドマナー
2.5.2.5 個人戦の1マッチ(団体戦においては個々のマッチ)において、競技者が損傷を受けていないラケットを交換した場合、主審は競技を中断し、審判長に報告しなけれ ばならない。