国際卓球連盟(ITTF)の執行委員会は2020年3月29日に会議を行い、同日付で以下の内容を発表した。
●2020年6月30日まで、現在計画されているITTFのイベントのうち、国外移動を伴うものを全て停止する
編集部注:ITTFでは3月13日に4月30日までの活動停止を発表していたが、今会議にて活動停止の期間を6月30日までに伸ばした
●世界卓球2020釜山の日程は後日発表する
編集部注:世界卓球2020釜山はもともと2020年3月22~29日に開催の予定だったが、釜山で新型コロナウィルスの感染者が報告されたことにより、2020年6月21~28日の開催へと暫定的に変更されていた。今会議にて2020年6月30日までの活動停止を決めたことから、再度日程の調整がなされる
●2020年3月付の世界ランキングをもって、世界ランキングを凍結する。イベントの延期や渡航制限など諸々の影響を鑑みて調整する必要がある
●東京オリンピックおよびパラリンピックの予選会に関しては、オリンピック、パラリンピックの日程が決定した後に調整を行う
●ITTFは2020年の財務管理のため、上級職員の報酬を削減し、その他の経費削減にも務める
なお、ITTF執行委員会では2020年4月15日に追加の会議を行う予定。また、ITTFではアスリート委員会と密に連携していくと言及した。