国際卓球連盟(ITTF)執行委員会は2020年4月15日に会議を行い、新型コロナウイルス(COVID-19)に関する状況について議論を行った。主な内容は次の通り。
●ITTFは継続して世界的な状況を注視していく。現時点では、活動休止期間(2020年6月末まで)の延長については決定しない。
●2020年4月の世界ランキングは今週末までに発表予定。その後は活動を再開するまで凍結する。
●ITTFは、たとえ再延期をする必要が生じたとしても、世界卓球選手権釜山大会を開催するために、引き続き韓国卓球協会や現地の組織委員会と協力していく。
●IOCやIPCからの勧め、大陸連盟(連合)およびITTFアスリート委員会との議論を経て、ITTFはオリンピック予選およびパラリンピック予選の原則を保持することに合意。現在保留となっている大会は2021年に行う可能性がある。
なお、次回のITTF執行委員会は2020年5月1日に開催される予定だ。