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【11月24日改訂】卓球 WTTマカオ大会 試合方式

国際卓球連盟(ITTF)は2021年よりWTT(World Table Tennis)を開始する。そのWTTのお披露目イベントとして2020年11月25~29日開催のWTTマカオ大会の試合方式が11月24日に改訂された(変更部分は赤色で記載)。ワールドカップから連戦している選手もあるため、選手の健康を考えての措置とのこと。
試合は、出場選手(男女各16人)にランキングをつけ、ランキング9位以下の選手によるバトル1、ランキング5~8位とバトル1の勝者によるバトル2、ランキング1~4位の選手によるトップ4シードバトル1,2を経て、準々決勝、準決勝、決勝が行われる。

■バトル1
ランキング9位から16位の選手(8人)により、4試合を行う。組み合わせは抽選にて決定する。
※バトル1の勝者(4人)がバトル2に進出

■バトル2
ランキング5位 対 バトル1の勝者のうちランキング4番目
ランキング6位 対 バトル1の勝者のうちランキング3番目
ランキング7位 対 バトル1の勝者のうちランキング2番目
ランキング8位 対 バトル1の勝者のうちランキング最上位
※バトル2の勝者(4人)が準々決勝に進出

■トップ4シードバトル1
A ランキング1位 対 ランキング4位
B ランキング2位 対 ランキング3位

■トップ4シードバトル2
Aの勝者 対 Bの勝者
Aの敗者 対 Bの敗者
※この結果により準々決勝のシード(第1シード~第4シード)を決める

■準々決勝
QF1 第1シード 対 バトル2の勝者
QF2 第2シード 対 バトル2の勝者
QF3 第3シード 対 バトル2の勝者
QF4 第4シード 対 バトル2の勝者
※第1シードの選手から順に、対戦相手を選択(バトル2の勝者4人の中から選択)

■準決勝
QF1の勝者 対 QF4の勝者
QF2の勝者 対 QF3の勝者

■決勝
準決勝の勝者 対 準決勝の勝者


 試合方式は一部を除いてサドンデスルール(デュースなし)としたり、一部の試合に5ポイント制(11ポイント制ではなく)を取り入れたりと、独自のやり方となっている。

◆バトル
・5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)
・第1ゲームから第4ゲームまではデュースなしで、どちらかが11ポイントに達した時点でゲーム終了
・第5ゲームのみ、2ポイント差が付くまで争う(デュースあり)

◆トップ4シードバトル
・5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)
・どちらかが5ポイントに達した時点でゲーム終了(11ポイントではなく5ポイント
・全てのゲームでデュースなし

◆準々決勝
・5ゲームスマッチ(3ゲーム先取)
・第1ゲームから第4ゲームまではデュースなしで、どちらかが11ポイントに達した時点でゲーム終了
・第5ゲームのみ、2ポイント差が付くまで争う(デュースあり)

◆準決勝
・7ゲームスマッチ(4ゲーム先取)
・第1ゲームから第6ゲームまではデュースなしで、どちらかが11ポイントに達した時点でゲーム終了
・第7ゲームのみ、2ポイント差が付くまで争う(デュースあり)

◆決勝
・9ゲームスマッチ(5ゲーム先取)
・第1ゲームから第8ゲームまではデュースなしで、どちらかが11ポイントに達した時点でゲーム終了
・第9ゲームのみ、2ポイント差が付くまで争う(デュースあり)


 競技スケジュールは、大会初日および2日目にバトルおよびトップ4シードバトルを行い、3日目に準々決勝、4日目に準決勝、5日目に決勝となっている。

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