卓球の世界ランキングが2021年から新制度になった。新制度では、男子シングルス、女子シングルスの世界ランキングに適用されるポイントは、大会のカテゴリーや成績によって下のように決められている(2021年1月6日発表/1月20日一部改訂)。
オリンピック
優勝 2,000点
2位 1,400点
ベスト4 700点
ベスト8 350点
ベスト16 175点
ベスト32 90点
ベスト64 45点
ベスト128 20点
予選敗退 5点
WTTグランドスマッシュ
優勝 2,000点
2位 1,400点
ベスト4 700点
ベスト8 350点
ベスト16 175点
ベスト32 90点
ベスト64 10点
予選通過 30点
予選3回戦敗退 20点
予選2回戦敗退 10点
予選1回戦敗退 5点
世界選手権大会
優勝 2,000点
2位 1,400点
ベスト4 700点
ベスト8 350点
ベスト16 175点
ベスト32 90点
ベスト64 45点
ベスト128 10点
WTTカップ・ファイナル
優勝 1,500点
2位 1,050点
ベスト4 525点
ベスト8 265点
ベスト16 100点
ワールドカップ
優勝 1,500点
2位 1,050点
ベスト4 525点
ベスト8 265点
ベスト16 130点
ベスト32 50点
WTTチャンピオン・シリーズ
優勝 1,000点
2位 700点
ベスト4 350点
ベスト8 175点
ベスト16 90点
ベスト32 15点
WTTスターコンテンダー
優勝 600点
2位 420点
ベスト4 210点
ベスト8 105点
ベスト16 55点
ベスト32 25点
ベスト64 5点
▼予選枠が64または48の場合
予選通過 20点
予選3回戦敗退 15点
予選2回戦敗退 6点
予選1回戦敗退 3点
▼予選枠が32の場合
予選通過 20点
予選2回戦敗退 12点
予選1回戦敗退 3点
大陸カップ ※アジアカップなど
優勝 500点
2位 350点
ベスト4 175点
ベスト8 90点
ベスト16 10点
大陸選手権大会、競技大会 ※アジア選手権大会、アジア競技大会など
優勝 500点
2位 350点
ベスト4 175点
ベスト8 90点
ベスト16 45点
WTTコンテンダー
優勝 400点
2位 280点
ベスト4 140点
ベスト8 70点
ベスト16 35点
ベスト32 4点
▼予選枠が96の場合
予選通過 15点
予選4回戦敗退 10点
予選3回戦敗退 7点
予選2回戦敗退 4点
予選1回戦敗退 2点
▼予選枠が64 または48の場合
予選通過 15点
予選3回戦敗退 10点
予選2回戦敗退 6点
予選1回戦敗退 2点
競技大会 ※コモンウェルスゲームズなど
優勝 100点
2位 70点
ベスト4 35点
ベスト8 20点
ベスト16 10点
WTTフィーダー ※今後導入予定
優勝 100点
2位 70点
ベスト4 35点
ベスト8 20点
ベスト16 10点
ベスト32 5点
ベスト64 2点
国際大会 ※ITTFに申請し承認された大会
優勝 75点
2位 55点
ベスト4 25点
ベスト8 15点
ベスト16 2点
世界ユース選手権大会
優勝 75点
2位 55点
ベスト4 25点
ベスト8 15点
ベスト16 5点
ベスト32 2点
WTT未来のスターカップ ※ユース大会の頂点となる大会
優勝 75点
2位 55点
ベスト4 25点
ベスト8 15点
ベスト16 5点
WTTユーススターコンテンダー
優勝 60点
2位 40点
ベスト4 20点
ベスト8 10点
ベスト16 5点
予選で1勝につき 1点
WTTユースコンテンダー
優勝 20点
2位 15点
ベスト4 8点
ベスト8 4点
ベスト16 2点
これまでは団体戦での勝利にもポイントが設定されていたが、ITTF(国際卓球連盟)によると、新制度ではシングルスのランキングに団体戦での勝利は考慮しないそうだ。また、オリンピックの3位(銅メダル)と4位とでは、ポイントに差をつけないそうだ。
なお、予選から決勝トーナメントに進んだ選手には、予選通過ポイントが追加で与えられるそうだ。