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日本卓球ルール 令和4年6月1日改定・実施

2022年(令和4年)6月1日より日本卓球ルールが改定・実施される。今回の改定は、国際卓球連盟のルール改定(2022年1月1日改定)を受けたもの。今回の改定では、テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定に関するルールが記載された。

第1章 基本ルール
1.4 ラケット
1.4.4 ラケット本体、合板ラケットの各層及び打球に使用する面のラバーの各層または接着剤層は、いずれも連続していて、均一の厚さでなければならない。
1.4.5 ラバーは、ラケット本体の外周いっぱいまで、しかも外にはみ出ないように覆うものとする。ただし、柄に最も近い指によって握られる部分は、被覆されなくても、またいかなる材料で被覆されていてもよい。

第2章 競技ルール
2.2.4 ラケットコントロール
2.2.4.6 JTTAに指定された大会では、ラケットコントロールセンターを設置するものとする。 このセンターでは、ラケットの平坦性、ラケット本体を覆うラバーの厚さ、ラバーの各層の厚みの均一性と連続性 、有害な揮発性物質の存在等を含む全ての規定を守っているかどうかが検査される。
2.2.4.7 ラケットコントロール検査は、通常マッチ前に行われるものとする。但し、競技者がマッ チ前検査にラケットを提出しなかったり、マッチ前に検査や点検ができなかったりした場合にはマッチ終了後に行われる。

2.2.7 テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定
2.2.7.1 コンピューターによるテーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定システムを用いることができる。主審または副審による事実の判定に対して競技者から抗議があった場合にビデオ判定が実施される。ビデオ判定システムでは、審査を必要とする判定がなされた状況がビデオ再生され、TTRビデオ判定役員が競技者からの抗議に対して最終的な判定を行う。

2.3 競技役員
2.3.2 主審、副審、ストロークカウンター、テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定役員
2.3.2.8 テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定が実施されている場合、主審か副審のどちらかが行った判定をTTRビデオ判定役員は覆すことができる。
2.3.2.9 競技者は、競技領域に到着してから離れるまで主審の管轄下にある。
2.3.2.10 宣告及び呼称に用いる言語は英語とする。

2.3.3 抗議
2.3.3.3 テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定が実施されている場合、主審または副審 による事実の判定に対し、テーブルテニスレビュー(TTR)ビデオ判定役員に抗議することができる。TTRビデオ判定役員の決定は最終的なものとする。
2.3.3.4 主審または副審等によるルール解釈に関して、審判長に抗議することができる。審判長の 決定は最終的なものとする。
2.3.3.5 第1章及び第2章で定められていない大会または試合遂行の問題に関する審判長の決定に対して、競技運営委員会に抗議することができる。競技運営委員会の決定は最終的なものとする
2.3.3.6 個人戦での抗議は、問題が生じた場面に参加していた競技者のみが行うことができる。団体戦での抗議は、問題が生じたマッチに参加していたチームの監督のみが行うことができる。
2.3.3.7 審判長の決定から生じたルール解釈の問題、または競技運営委員会の決定から生じた大会または試合遂行上の問題については、抗議する資格のある競技者またはチーム監督が、その所属する加盟団体を通じてJTTAルール・審判委員会に考慮を求めることができる。
2.3.3.8 JTTAルール・審判委員会は将来の決定のガイドとして裁定しなければならない。この裁定について、加盟団体は理事会に抗議することができる。しかし審判長または競技運営 委員会が既に行ったいかなる最終的決定には、影響しないものとする。
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