2022年世界ユース卓球選手権大会の日本代表選手選考基準(4月1日付)が日本卓球協会より発表された。2022年世界ユース卓球選手権大会は2022年12月4〜11日にチュニス(チュニジア)で開催される。
1. 男女団体日本代表選手U-18該当選手4名の選出方法
※該当選手とはU-18高校3年生以下を対象とする。
(1)2022年全日本卓球選手権大会一般の部男女シングルスベスト4入賞者(U-18該当選手)
(2)2022年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス優勝者1名
(3)世界ユース選手権U-18国内選考会優勝者1名
(4)2022年世界卓球選手権団体戦(9/30-10/6 中国:成都)及び2022年アジア競技大会(9/12-19 中国:杭州)日本代表のうちU-18該当選手1名(U-18該当選手が2名以上の場合には強化本部にて決定する)
(5)上記(1)〜(4)により選出された人数が4名に満たない場合は、次の1点を勘案し強化本部にて決定する。
①世界ユース選手権U-18国内選考会の順位
(6)上記(1)〜(5)により選出された選手から、辞退・故障者が出た場合には強化本部にて選出し決定する。
2. 世界ユース選考会U-18出場選手該当者
(1)2022年全日本卓球選手権大会男女シングルス5位〜8位の選手(U-18 該当選手)
(2)2022年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス2位〜4位の選手
(3)2022年全国高等学校卓球選手権大会男女シングルス1位〜4位の選手
(4)2022年全国中学校大会男女シングルス1位〜2位の選手
(5)2022年6月実施予定U-18パリ選考会上位4名
(6)強化本部推薦若干名(上記2.の該当者が16名に満たない場合の選出方法)
①2022年度4月発表のJNT選手U-18に選出されている選手の記載順から選考
②2022年6月実施予定U-18パリ選考会5位から選出
3. 男女団体日本代表選手U-15該当選手4名の選出方法
※該当選手はU-15中学3年生以下を対象とする。
(1)世界ユース選手権U-15国内選考会優勝者1名
(2)2022年度全日本選手権大会カデットの部14歳以下男女シングルス優勝者1名
(3)2022年度全日本選手権大会カデットの部13歳以下男女シングルス優勝者1名
(4)2022年世界卓球選手権団体戦(9/30-10/6 中国)及び2022年アジア競技大会(9/12-19 中国)日本代表のうち U-15該当選手1名(U-15該当選手が1名以上の場合には強化本部にて決定する)
(5)上記(1)〜(4)により選出された人数が4名に満たない場合は、次の1点を勘案し強化本部にて決定する。
①世界ユース選手権U-15国内選考会の順位
(6)上記(1)〜(5)により選出された選手から、辞退・故障者が出た場合には強化本部にて選出し決定する。
4. 世界ユース選考会U-15出場選手該当者
(1)2022年全日本卓球選手権大会ジュニアの部男女シングルス1位〜4位の選手(U-15該当選手)
(2)2022年全国中学校大会男女シングルス1位〜4位の選手
(3)2022年全日本卓球選手権大会ホープスの部男女シングルス1位〜2位の選手
(4)2022年6月実施予定U-15パリ選考会上位3名
(5)2022年パスウェイ中央合宿男女優勝者1名(U-15)
(6)強化本部推薦若干名(上記4.の該当者が16名に満たない場合の選出方法)
①2022年度4月発表のJNT選手U-15に選出されている選手の記載順から選考
②2022年6月実施予定U-15パリ選考会上位4位から選出
5.選考会概要
(1)U-15国内選考会
2022年9月13〜15日 千葉県旭市
試合方法:選手16名(8名ずつの2グループ/準決勝・決勝・順位決定1試合含む/全5ゲーム)
(2)U-18国内選考会
2022年9月16〜18日 千葉県旭市
試合方法:選手16名(8名ずつの2グループ/準決勝・決勝・順位決定1試合含む/全5ゲーム)
6.その他
(1)2022年世界ユース選手権団体戦もU-19とU-15に分けられる。
(2)U-15の選手でU-18選考会へ出場する選手は選考会期間が9月13日〜18日となる。またU-15の選手がU-18と重複して世界ユース日本代表権を獲得した場合には選考会終了後、母体及び選手本人から了承を得て強化本部にてU-18(高校生以下)か U-15(中学生以下)に振り分ける。
(3)シングルスへのエントリーは団体戦出場選手の中からWR上位を優先にITTFへ申し込む。
※参加条件枠があるためWRの低い選手はシングルスには出場できない可能性がある。
※WRの高い選手であってもこの選考基準を満たしていない選手は出場できない。
(4)ITTFのルールによりダブルス種目についてはシングルスへの出場権を獲得している選手同士で組む。または海外選手と組む場合もある。
(5)上記選考会がコロナ感染拡大状況等により開催されなかった場合は、強化本部にて調整し日本代表選手を決定する。
(6)ITTFが大会要項を発表(2022 年9月中旬予定)し、本選考基準との齟齬が発生した場合は再度強化本部にて審議し決定する。
世界ユース卓球選手権大会は世界ジュニア卓球選手権大会に代わる大会として、第1回大会が2021年12月にヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア(ポルトガル)で開催された。この第1回大会において、日本はU15女子団体、U15混合ダブルス(松島輝空/張本美和)、U19混合ダブルス(篠塚大登/木原美悠)、U15女子ダブルス(ゴーダ/張本美和)、U15男子ダブルス(松島輝空/F.ルブラン)、U15女子シングルス(張本美和)、U15男子シングルス(松島輝空)のタイトルを獲得した。
[国際大会(トピックス)]
2022年世界ユース卓球選手権大会
日本代表選考基準
2022.04.13
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