2022年第18週の世界ランキングでは順位が大きく動いた。これは、2020年12月のポイント(初期ポイント)の何割かを保持する措置が終了したことによる。
世界ランキング
男子シングルス 2022年 第18週
女子シングルス 2022年 第18週
世界ランキングは2021年から新制度になったが、新制度導入にあたっての経過措置として、2020年12月のポイントの何割かが保持されていた。ポイントが保持される割合は、2021年第1週は80% → 2021年第7週から70% → 2021年第13週から60% → 2021年第48週から50% → 2022年第5週から20%だったが、2022年第18週からゼロとなった。
そもそも世界ランキングは、大会の成績によって得られるポイントをもとに決定する。獲得できるポイントは大会のカテゴリーごとに決められており、成績の良い方(ポイントが高い方)から8大会分のポイントを合計して世界ランキングを決定する。これまでは、この8大会分のポイントの合計に加えて、2020年12月のポイントの何割かが加算されていた。
なお、国際卓球連盟は2021年のシニアイベントの有効期限を延長し、2022年12月31日以前に有効期限が切れるイベントが生じないようにする方針を出した。具体的な有効期限は2023年12月1日までに決定される。
[世界ランキング]
卓球 世界ランキング 初期ポイントの保持は終了
2022.05.09
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