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高木和卓がファーストと契約


 高木和卓と株式会社ファーストが所属契約を結び、4月7日に都内のファースト本社で調印式が行われた。
 ファーストは、OA機器の販売やコールセンターの運営などを手掛けるトータルオフィスソリューションサービスの総合商社で、卓球を通じたCSR活動(社会貢献)に力を入れており、卓球部には岸川聖也、松平健太町飛鳥、神巧也、大矢英俊ら、名だたるメンバーが所属している。
 高木和は、4度の世界選手権大会日本代表の経歴を持ち、日本リーグの名門・東京アートの大黒柱として長く活躍。しかし、昨年の東京アートの休部以降、クラブチームの千代田クラブに所属していたが、以降はファーストに所属してプレーすることになる。

■高木和卓のコメント
 東京アートの休部が決まってから途方に暮れる日々もありましたが、浜野社長から声をかけていただき、再び卓球を頑張れる場所をいただいたことに感謝しています。
 まずは、全日本実業団での優勝を目指し、それがかなえば全日本総合団体(全日本選手権大会団体の部)の出場権も得ることができるので、この2つの大会で優勝を目指して、チームのみんなで向かっていきたいと思っています。
 個人では全日本の表彰台を狙っています。自分も年齢が上がってきて、これからあと何年できるのかわかりませんが、精いっぱい悔いのないようにやっていきたいと思います。

■浜野浩ファースト代表取締役社長のコメント 
 卓君とは東京アートの休部が決定してからコミュニケーションを取り始めました。まだまだ自分は選手としてやれるという熱い思いを伝えてきて、その思いが私に伝わり、今回の契約合意につながりました。
 卓君には当社の目標でもある全日本実業団の戦力として優勝を目指してもらうことと、ファースト卓球スクールでの指導やイベントを通じて、ともに卓球界を盛り上げられれば幸いだと思っています。
 今年の実業団にはキャプテンの岸川聖也、松平健太、大矢英俊、神巧也、町飛鳥、高木和卓の選手6名と監督の私で優勝を目指していきます。

勝負強い両ハンドが持ち味の高木和。新天地での活躍に注目だ

高木和卓インタビュー

このインタビューでは東京アート時代を含め、高木和の卓球人生を振り返ってもらうとともに、これからの展望を語ってもらった。(2022年3月18日)
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