公益財団法人 日本卓球協会は1月19日に会見を行い、卓球日本代表(卓球NIPPON)の次期ナショナルチーム監督に、男子は岸川聖也氏、女子は中澤鋭氏が就任することを発表した。
※写真は左から、女子新監督の中澤鋭氏、男子新監督の岸川聖也氏
男子の新監督は岸川氏「ロサンゼルス五輪と世界卓球でメダル獲得」
ナショナルチーム男子は、岸川聖也氏が新監督に就任する。
岸川氏は世界卓球で7大会連続でメダルを獲得するなど、長らく日本代表の中心選手として活躍。現役引退後は指導者に転身し、TリーグのT.T彩たまで指揮を執った経験を持つ。
現在、男子ナショナルチームのコーチを務めており、「男子はパリオリンピックでメダルを逃しているので、次のロサンゼルスオリンピックではメダル獲得を目指して頑張りたいと思います。そして、その五輪まで4回ある世界大会でも、なるべく多くのメダルを獲得できるよう、特にシングルスでのメダル獲得を目指して頑張っていきたいと思います。」と目標を語った。
女子の新監督は中澤氏「ロサンゼルス五輪の団体戦で銀メダル以上」
ナショナルチームの女子は、中澤鋭氏が新監督に就任する。
中国出身の中澤氏は、四天王寺中学・高校やJOCエリートアカデミーなどの指導を経て、現在はTリーグ・木下アビエル神奈川の監督を務めるなど、長年日本女子のトップ選手の指導に携わってきた。
現在は女子ナショナルチームのコーチを務めており、「この重要なポジションを任せていただき、大変光栄に思うと同時に責任を感じています。目標はロサンゼルスオリンピックの団体で銀メダル以上、そして個人種目でメダルを増やしていきたいです。もちろん結果だけのゴールではなくて、次世代の強化もしっかりやっていきたいと思います」と力強くコメントした。
岸川新監督と中澤新監督の任期は025年4月1日から2029年3月31日までの4年間
新監督の任期は2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間。新たに監督に就任した岸川聖也氏と中澤鋭氏のもとで、卓球日本のさらなる活躍が期待される。