株式会社タマス(バタフライ)の新製品展示会「バタフライ ブランド フェア 2025 スプリング」が3月11~12日、新宿NSビル(東京都新宿区)で行われた。
会場は東京都庁の真横というアクセスの良さもあり、全国から大勢のスポーツショップや卓球専門店などが来場し、2025年春に発売されるラケット、ラバー、ウエア、シューズなどの新製品がお披露目された。
今回の注目度No.1はブースの正面にドーンと並べられた4月1日デビューの『インフィリア・シャツ』。刃文を想起させる躍動感あるデザインで、ロゼ、オレンジ、ブルーという印象的なカラーがグッと引きつける。『インフィリア・パンツ』や『インフィリア・スカート』と上下でカラーを揃えることもでき、試合会場で映えること間違いなしだ。
また、全日本卓球2025でバタフライ・アドバイザリースタッフが先行して着用した『エリスター12・シャツ』は、ウエストが絞られたすっきりしたシルエットが好評。同時発売の『エリスター12・パンツ』や『エリスター12・スカート』とのコンビネーションがおすすめのコーディネートだ。

用具で注目を集めたのは『バグラー』だ。「ナックルで相手の感覚をバグらせろ!」というキャッチフレーズの表ラバーの性能を、卓球の腕利きバイヤーたちが熱心に確かめた。
今春から新登場するアウターフォース シリーズはアウターファイバー仕様で、ZLC、ALC、CAFという三つの素材をラインナップした。
『アウターフォース ZLC』 アウターファイバーによる球離れのよさと安定性が持ち味で、中陣からでも力強い打球を実現。
『アウターフォース ALC』 従来のアウターALCラケットを使いやすくし、台に近い位置でのプレーがやりやすい。
『アウターフォース CAF』 木材のような打球感のCAFを搭載。高いコントロール性能で、初めての特殊素材ラケットにお勧め。
なお、この3本にはいずれも中国式ペンのCSも用意されている。




シューズでは、入門用にお勧めの『レゾライン ユニゼス2』、バタフライでは珍しいアウトドア用シューズの『レゾライン TR』が紹介された。
そのほかの新商品では、カラフルかつ動きを支えるワイドヒール仕様の『ショートカラー・ソックス3』、バタフライのロゴマークを格子柄にちりばめた『ロスモア・ハードフルケース』、バタフライの主要な裏ラバーの製品名がプリントされたサイドテープ『HT・プロテクター』などが関心を集めた。
なお、今回展示されたニューアイテムは、発売日に合わせて全国のショップの店頭に並んでいく予定だ。


日本中から卓球ショップのスタッフが集まる展示会では、趣向を凝らしたイベントが恒例となっている。
今回は東京オリンピック混合ダブルス金メダリストの水谷隼さんを招いて、ミニトークと記念撮影会が行われた。
初日の3月11日は直前までTBS系列の情報番組「ひるおび」の生出演を終えた足で駆けつけてくれた水谷さん。1時間という限られたイベントタイムの中で約100組との記念撮影を和やかに行った。翌日の3月12日は水谷さんのプライベートトーク、アウターフォース シリーズの試打を披露し、会場を大いに盛り上げた。



(まとめ=卓球レポート)