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ボルシア・デュッセルドルフが欧州リーグ王座奪還

 2018シーズンのチャンピオンズリーグ(男子)昨年の覇者ファケル・ガスプロム・オレンブルク(ロシア)が決勝でボルシア・デュッセルドルフ(ドイツ)にリベンジを許し、古豪デュッセルドルフが玉座に戻った。

<決勝第1戦(デュッセルドルフ・ホーム)>
 デュッセルドルフ 3-2 オレンブルク

ボル 7,8,-10,6 オフチャロフ
 K.カールソン -8,8,-10,9,-12 水谷
 ケルベリ -6,-3,7,-6 サムソノフ○
ボル 11,8,-5,3 水谷
K.カールソン 8,4,8 オフチャロフ

<決勝第2戦(オレンブルク・ホーム)>
 オレンブルク 1-3 デュッセルドルフ

 水谷 11,-8,-9,-11 フェゲアル
 オフチャロフ 7,-11,-8,-7 ボル
○サムソノフ 7,7,9 K.カールソン
 水谷 -5,-7,-7 ボル

 5月13日に行われた決勝第1戦はラストまでもつれる熱戦となったが、ホームのデュッセルドルフは世界卓球移行好調を保つエースのボルがオフチャロフと水谷から2点を挙げる活躍、さらに、ラストでK.カールソンが地元の声援の後押しで、格上のオフチャロフにストレート勝ち。
 続いて、5月18日にオレンブルクで行われた第2戦でもボルが安定感抜群の前陣プレーでオフチャロフと水谷から2得点。4番で水谷をストレートで破り、昨年オレンブルクの地で2位に甘んじたデュッセルドルフが昨年の借りを返した。
 昨シーズンは16戦全勝と記録的な強さを見せ、最終戦でもボルとK.カールソンを一蹴し、2点を挙げた水谷だったが今シーズンは最終戦で2失点と奮わなかった。チームメートでエース格のオフチャロフもけがのために万全とはほど遠く、主力2人が精彩を欠いたオレンブルクに対して、デュッセルドルフはエースのボルが絶好調その脇をK.カールソン、フェゲアル、ケルベリらが手堅く支え、優勝をものにした。

(文=佐藤孝弘)

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