今大会は全国から厳しい予選をくぐり抜けた選手たちが、それぞれのカテゴリーの日本一を目指して熱い戦いを繰り広げた。
サーティ 男子は三田村宗明、女子は神山瑶が優勝
三田村が初出場で初優勝 |
神山は安定したプレーで初V |
男子サーティは三田村宗明(卓楓会・東京)が初出場で初優勝。決勝は、昨年優勝の菴木(GOUND ZERO・東京)を準々決勝で破った緒方(ウエダTTC・兵庫)との対戦となったが、サウスポーでテクニックのある緒方を落ち着いて攻めた三田村が3−0と圧倒。見事初優勝を飾った。
女子サーティは神山瑶(山梨信用金庫・山梨)が初優勝。決勝では巧みなサービスからの手堅い攻守で村上(桔梗苦羅舞・宮城)の両ハンド攻撃を寄せ付けず、完勝での初優勝となった。
フォーティ 男子は三島崇明、女子は中村理美が優勝
三島がマスターズ2度目の優勝 |
中村は通算3度目の優勝 |
男子フォーティは三島崇明(ピンポンPan旭川・北海道)が川嶋崇弘(ESC・大阪)の豪快なフォアハンドドライブを前陣ブロックで封じ、マスターズ9年ぶり2度目の優勝。
女子フォーティは中村理美(天理クラブ・奈良)が5年ぶり3度目の優勝。決勝は加藤(飛鳥クラブ・東京)のワイドな攻めに対応。集中力の高いプレーでチャンスをものにした。
フィフティ 男子は坂本憲一、女子は稲川佳代が優勝
坂本が2連覇 |
稲川が混戦を制し初V |
男子フィフティは坂本憲一(日産追浜・神奈川)が得意のブロックとツッツキで西村(都クラブ・京都)を翻弄。ストレートで危なげなく優勝を決め2連覇を達成。
女子フィフティは稲川佳代(COLOR・東京)が制して初優勝。決勝は高木和(千代田クラブ・東京)の思い切りのよいフォアハンドを的確にブロック。高い守備力で実力者ひしめくカテゴリーを制した。
各カテゴリーの優勝者一覧
男子サーティ | 三田村宗明 | (卓楓会・東京) |
男子フォーティ | 三島崇明 | (ピンポンPan旭川・北海道) |
男子フィフティ | 坂本憲一 | (日産追浜・神奈川) |
男子ローシックスティ | 政本 尚 | (三条栄・奈良) |
男子ハイシックスティ | 冨金原修 | (板橋クラブ・東京) |
男子ローセブンティ | 岩永忠幸 | (扇卓球パーク・愛知) |
男子ハイセブンティ | 桑原 稔 | (卓研会・愛知) |
男子ローエイティ | 小林 昇 | (卓酔会・岡山)) |
男子ハイエイティ | 吉田昭夫 | (謙信上越・新潟) |
女子サーティ | 神山 瑶 | (山梨信用金庫・山梨) |
女子フォーティ | 中村理美 | (天理クラブ・奈良) |
女子フィフティ | 稲川佳代 | (COLOR・東京) |
女子ローシックスティ | 井置節子 | (藤沢レディース・神奈川) |
女子ハイシックスティ | 嘉藤文代 | (吹田レディース・大阪) |
女子ローセブンティ | 柴田紀子 | (サザンスターズ・東京) |
女子ハイセブンティ | 原田哲子 | (柳友クラブ・山口) |
女子ローエイティ | 井上幸子 | (八日市クラブ・滋賀) |
女子ハイエイティ | 佐藤ひろ子 | (D・ドゥリーム/岡山) |
今大会の模様は・・・ ~卓球レポート12月号に掲載~
今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp
なお、今大会の模様は 12月号(11/20発売予定)に掲載予定。
現地取材班:佐藤孝弘(卓球レポート編集部)