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後期日本リーグ 名古屋で開催 ~男子は東京アート、女子はサンリツが優勝~

 平成20年11月19~23日、愛知・愛知県体育館で平成21年度後期日本卓球リーグ名古屋大会が開催された。男子は東京アート、女子はサンリツが優勝した。

男子 東京アートが前期に引き続き優勝

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東京アートが前期に続いて日本リーグ優勝

 男子1部の決勝はリーグ戦を6勝0敗でむかえた東京アートと5勝1敗でむかえた協和発酵キリンとの最終戦となった。東京アートはこの時点で、1点でも挙げれば優勝が決まるという、協和発酵キリンにとっては後のない局面。
 トップは東京アートの韓陽と協和発酵キリンの木方の対戦。韓陽は裏面ドライブを多用し、左右のコースをつくプレーで木方を完封。韓陽の日本リーグ通算 100勝を記念するこの勝利で、後期日本リーグの優勝が東京アートに決まった。2番大矢 対 坂本は全日本団体選手権大会で坂本が勝っている組み合わせ。大矢は終始前陣で強烈な両ハンドのドライブを放ち、3-1とし、全日本団体の借りを返した。3 番ダブルスは韓・張 対倉嶋・田勢。東京アートペアが台上から先手をとり、強烈なドライブを放つ有利な展開で試合を進め、3-1で完全優勝を決めた。これで東京アートは前期日本リーグ、全日本実業団選手権大会、全日本団体選手権大会、後期日本リーグと4大会制覇を達成した。
 最高殊勲選手賞には大矢(東京アート)が選ばれた。

 2位は1敗を守ったシチズン、3位に協和発酵キリン。4位は前回6位のリコーが入った。


日本リーグ通算100勝を達成した韓陽

最高殊勲選手賞に選ばれた大矢

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シチズンは協和発酵を破り2位にランクイン
久保田はシングルス全勝で優秀選手賞を獲得

女子 サンリツが2連覇

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日本生命を破り見事連覇を達成

 女子は5勝1敗同士で最終戦をむかえたサンリツと日本生命の対戦。
 1番はサンリツ侯琳が日本生命藤井を下して先制。2番はサンリツ阿部が日本生命李佳に敗れ、1−1に。優勝の行方を左右するダブルスを制したのはサンリツ阿部・坂本組。勢いに乗ったサンリツは、4番坂本が重本を3-1で下し、2期連続の優勝を決めた。
 最高殊勲選手賞には侯琳が選ばれた。

 2位は日本生命、3位は前回7位からジャンプアップしたアスモ、4位に日立化成が入った。


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最高殊勲選手賞に輝いた侯琳

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優秀ペア賞を獲得した坂本・阿部

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李佳はシングルス全勝も日本生命は悔しい2位


JTTLファイナル4 出場チームが決定

 日本リーグ前後期のプレーオフとして平成19年度より新設され、年間総合優勝チームを決めるJTTLファイナル4。今年で3回目を迎える今大会では、前後期の総合順位の上位4チームが出場し、各競技にひとつしか与えられない内閣総理大臣杯を争う。期間は12月19~20日、横浜文化体育館で開催される。

 男子は、前後期大会での総合順位の1位は前後期連続優勝の東京アート。2位は前期2位後期3位の協和発酵キリン、3位シチズン、4位住友金属物流となった。

 女子は、1位は前後期優勝のサンリツ、2位は前後期2位の日本生命、3位は前期3位後期4位の日立化成となった。4位には総合勝敗でアスモをわずかに上回った中国電力が入り出場権を獲得した。



 今大会の記録、およびJTTLファイナル4の大会要項、チケットの購入方法などは日本卓球リーグ実業団連盟のホームページに掲載されています。
 日本卓球リーグ実業団連盟 公式HP:http://www.jttl.gr.jp

 なお、今大会の模様は 1月号(12/20発売予定)に掲載予定。
 現地取材班:佐藤孝弘(卓球レポート編集部)

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