成年男子:青森県が5年ぶりの優勝 ~チーム力でV!~
坪口、大矢、松平(賢)のメンバーで優勝を果たした青森県
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渡辺監督は、「『今までの実績など関係ない。チャレンジャーの気持ちで挑もう』と選手全員が声に出していた。それがチームの結束を高め、元気よく積極的なプレーにつながった。それが一番良かった。」と語るように、それぞれの選手が声を出し常に強気のプレーで攻め抜いた。
2位には京都府が入った。エース中野を中心に笠原、足立とガッツ溢れるプレーで2連覇中の埼玉を破った。3位は神奈川県、大阪府を破った静岡県と、実力者揃いの東京都が入った。
大矢は切れ味鋭い両ハンド攻撃 |
息の合ったプレーで優勝に貢献
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成年女子:茨城が初優勝 ~3年連続3位から優勝へ~
河村、馮暁雲、王輝のメンバーで優勝を果たした茨城県
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過去3年連続で3位という茨城県が初優勝を果たした。
優勝するために昨年の国体が終わってから準備をしてきたという努力が実った。「ダブルスがポイントでした。事前の合宿を経て河村選手のプレーが本当に良くなった。これが一番大きい」と内山監督。そう語るとおり決勝でも勝利し優勝へ大きく貢献した。
2位は岐阜県。朱夢軍、伊藤、狭間で予選リーグから接戦をものにして全員の力で決勝進出をはたした。
3位には静岡県と宮城県が入った。
絶対的な強さを見せたカットの王 |
期待に応えた河村・馮のダブルス
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少年男子:青森県が12連覇 ~地元大分が準優勝~
王子康、上田、松平(健)のメンバーで優勝を果たした青森県
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松平健太、上田、王子康のメンバーで圧倒的な強さで12連覇の偉業を達成した。終わってみればオール3−0の完勝。プレッシャーをはねのけて本来の力を出して優勝をはたした。
2位には地元大分県が入った。藤本監督が選考で悩んだという中学生の花木の抜擢。見事期待に応えて準決勝まで全勝という大分の躍進となった。杵築市出身のエース松原も気迫のこもったプレーでチームを牽引した。
3位には福岡県と京都府が入った。
華麗な両ハンド攻撃を見せた健太 |
中学生ながら大活躍の花木
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少年女子:大阪府がうれしい優勝 ~国体初出場の石川が活躍~
藤井、酒井、石川のメンバーで優勝を果たした大阪府
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国体初出場の石川擁する大阪府が優勝をはたした。石川は準決勝宮城戦で奥田に敗れはしたものの単複の活躍で優勝に貢献。藤井、酒井も力を発揮して優勝をはたした。
2位は青森県。松澤がダイナミックなプレーで決勝では酒井と藤井を破る活躍をみせた。
3位には神奈川県と宮城県が入った。
初出場で優勝を飾った石川 |
決勝で2勝の活躍を見せた松澤
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今大会の模様は 11月号(10/20発売予定)に掲載予定。
現地取材班:小畑賢二(卓球レポート編集部)