クウェートオープン　許シンと劉詩ブンが優勝　～女子シングルスで福原が準優勝～

　ITTFプロツアー2010のクウェートオープンが2月23～27日にクウェートで開催され、男子シングルスは許?（中国）、女子シングルスは劉詩?（中国）が優勝。

　女子シングルス決勝は、劉詩?（中国）と福原（ANA）の戦いとなった。劉詩?が３−１とリードするも、福原が粘ってゲームオールまでもつれた。しかし最後は劉詩?が世界ランキング１位の力を見せた。
　福原は惜しくも準優勝となったが、２回戦で2007年世界チャンピオンの郭躍（中国）に４−１で快勝。また準決勝では2008・2009プロツアーグランドファイナル優勝の郭炎（中国）を４−２で下すなど、世界ランキング上位陣を破る大活躍を見せた。
　男子シングルス決勝は許?と馬琳の中国対決となり、許?が２−３とリードされるもゲームオールまで追いつき逆転で優勝を飾った。
　男子ダブルスは決勝で馬龍・張継科（中国）が王励勤・許?（中国）を４−２で下して優勝。
　女子ダブルスは郭炎・郭躍（中国）が丁寧・劉詩?（中国）を４−２で破って優勝を飾った。

　日本勢は、男子シングルスでは水谷（明治大・スヴェンソン）と吉田（個人）が３回戦で姿を消すなど振るわなかった。
　女子シングルスは福原以外では、平野（ミキハウス）が２回戦で世界ランキング９位の金?娥（韓国）に競り勝ってベスト８入りとなった。
　男子ダブルスは、張･松平賢二（東京アート･青森大）と松平健太・丹羽（青森山田高・青森山田中）がベスト８入り。
　女子ダブルスは、福原･石川（ANA・ミキハウスJSC)が準々決勝に進出した。
　21歳以下男子シングルスは、丹羽（青森山田中）と笠原（早稲田大）らが２回戦で敗退した。
　21歳以下女子シングルスは、決勝で石川（ミキハウスJSC）がユ・メンユ（シンガポール）と対戦し１−４で敗れ惜しくも準優勝となった。

　今大会の記録は、国際卓球連盟、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
　国際卓球連盟 公式HP：http://www.ittf.com
　日本卓球協会 公式HP：http://www.jtta.or.jp