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アジア選手権大会 団体は男女とも中国が制覇 ~日本男子が準優勝~

 インド・ラクナウで開催中の第19回アジア選手権大会は団体戦の競技を終え、男女とも中国が優勝を飾った。


 男子団体決勝は2大会連続で中国と日本の争いとなった。前回は中国に完敗した日本だが、今大会は素晴らしいパフォーマンスを見せた。
 トップは許?vs松平健太。松平は世界卓球2009横浜男子ダブルス準優勝の許?を速さで圧倒して3−1で快勝し、中国から先取点をもぎ取った。続く2番は水谷が中国若手成長株の張継科に立ち上がりから先行され、1−3で敗れた。
 タイスコアとなった3番で岸川聖也が魅せた。世界卓球2009横浜男子シングルス3位の馬龍を終始圧倒。見事にシャットアウト勝ちを収めて、第1回大会以来37年ぶりの優勝に王手をかけた。
 ここで決めたい日本はエースの水谷隼が登場。中国は許?。水谷は最初の2ゲームを競り負けるが、気迫で追い付いて2−2に。最終ゲームは7-7から3本連取してついに中国を追い詰めた。しかし、この好機をものにできずジュースに追い付かれ、無念の逆転負けを喫した。
 ラストは好調の張継科に松平健太が押し切られて、日本は2−3で中国に惜敗。しかし、敗れはしたが同世代の中国選手に対して互角以上の戦いを見せ、来年の世界卓球2010モスクワ(団体戦)に期待を抱かせる内容だった。

 女子団体決勝は中国vsシンガポールという組合せ。トップで范瑛がシンガポールのエース馮天薇を完封し、中国が流れを引き寄せた。その後、丁寧が2点取りする活躍を見せて、2大会連続での優勝を飾った。シンガポールは初タイトルは逃したが、スン・ベイベイが李暁霞を下す健闘を見せた。

 前回まで3大会連続銅メダルの日本女子は、準々決勝で韓国に1−3で敗れた。
 トップで平野早矢香が朴美英に競り勝ったが、続く福原愛が金?娥に敗れて1−1に。3番は石川佳純が唐イェ序に打ち負けて1−2と逆転されると、平野早矢香が金?娥に競り負けた。


 今大会の記録は、国際卓球連盟、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
 国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
 日本卓球協会 公式HP:http://www.jtta.or.jp

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