女子シングルス1回戦は、福原の1回戦負けという大波乱が起きたものの、石川、藤井、森薗、松平は無事初戦を突破した。初戦でVi.パブロビッチという難敵に当たった松澤は惜しくも1回戦敗退となった。
石川は両ハンド攻撃が冴えた
藤井も危なげなく1回戦突破
松平は最終ゲーム8-10から逆転勝ち
松澤はパブロビッチに善戦するも1回戦敗退
石川 8,2,3,4 エルダウラトリ(エジプト)
石川は両ハンドドライブがワイドに炸裂し、あっけなくストレート勝ちで初戦を突破。本日の午後18時(現地時間)から行われる女子シングルス2回戦に駒を進めた。
■石川佳純インタビュー
「シングルスの初戦だったので思ったよりも緊張して、初めは大丈夫かな? と思いましたが、途中から自分らしいプレーができて、次につながる試合ができました」
森薗 6,4,2,9 ブリズネット(モルダビア)
藤井 5,10,4,7 クリストフォラキ(ギリシャ)
松平 6,-8,13,-7,-7,4,10 ピエトキーウィッツ(ポーランド)
松澤 4,-4,-6,-10,-7 Vi.パブロビッチ(ベラルーシ)
森薗、藤井は格上らしく、ストレートで圧倒。
初出場の松平は最終ゲーム8-10の窮地から逆転勝ちを収め、初の世界卓球を白星で飾った。
同じく初出場の松澤は安定したカット打ちで第1ゲームを先制したが、固い守備と大事なポイントをきっちりものにするベテランの強さでパブロビッチが4ゲームを連取。惜しくも初勝利を逃した。
■松澤茉里奈インタビュー
「4ゲーム目を取れれば流れが変わっていたと思いますが、経験不足でした」と呉光憲コーチ。
「思ったよりもカットのボールが高くて、チャンスボールを打つことができました。もうちょっとがんばって経験を積めばチャンスがあったと思える試合でした。4ゲーム目を取れたら2−2になったのでチャンスがあったと思うのですが、そこで1本取れなかったことがダメだと思います。練習を積んで、大事なところで1本を取れるようになりたいです。
昔はカット型に対して苦手意識がありましたが、最近は先輩に石垣さん(石垣優香・日本生命・淑徳大出身)がいてよく練習をしてもらっていたので、苦手意識はありませんでした。相手は世界ランキング格上の選手なので、思い切っていこう、台についたら楽しもうと決めていました」と松澤。
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国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com