岸川・水谷は惜しかったです。競った場面でもぎりぎりのプレーをやっているので、残念ながら0−4で負けましたが、健闘を称えたいと思います。こうして優勝争いをしていくことで、近い将来、日本もこの種目で優勝できるのではないかという予感、いえ、予感というよりも確信しました。このペアがいることでほかの日本選手の競争力をあおることもできますし、日本男子はどんどんダブルスのレベルが上がっていくのではないでしょうか。
丹羽は馬龍の回転量に合わなかったのか、ブロックのオーバーミスがやや目立ちましたね。そのあたりで戸惑ったところもあると思いますが、内容は互角に近く、いいプレーもたくさんありました。ポイントはやはりゲームの前半ですね。馬龍が全力で向かってきたので、リードされ、後手に回ってしまったように思います。丹羽もがんばって逆転した場面もありましたが、スタートのがんばりが馬龍の方が上だったといえます。
松平健太はとにかくボールに食らいつきましたね。サムソノフがかなりワイドに揺さぶってきましたが、執念を感じさせるようなフットワークで、右に左に前に後ろに動いて、執念の勝ちだと思います。最終ゲームはタイムアウトの後はサムソノフにリードされ、そこでサムソノフがサービスをミスしましたが、サムソノフ自身も精神的に追い込まれていたのでしょう。健太の粘り勝ちですね。今の試合でかなり振り回されて疲れただろうと思いますので、しっかりケアして次の試合に備えてほしいです。
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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
丹羽は馬龍の回転量に合わなかったのか、ブロックのオーバーミスがやや目立ちましたね。そのあたりで戸惑ったところもあると思いますが、内容は互角に近く、いいプレーもたくさんありました。ポイントはやはりゲームの前半ですね。馬龍が全力で向かってきたので、リードされ、後手に回ってしまったように思います。丹羽もがんばって逆転した場面もありましたが、スタートのがんばりが馬龍の方が上だったといえます。
松平健太はとにかくボールに食らいつきましたね。サムソノフがかなりワイドに揺さぶってきましたが、執念を感じさせるようなフットワークで、右に左に前に後ろに動いて、執念の勝ちだと思います。最終ゲームはタイムアウトの後はサムソノフにリードされ、そこでサムソノフがサービスをミスしましたが、サムソノフ自身も精神的に追い込まれていたのでしょう。健太の粘り勝ちですね。今の試合でかなり振り回されて疲れただろうと思いますので、しっかりケアして次の試合に備えてほしいです。
渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
1997年世界選手権大会男子ダブルス銅メダリスト
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