女子シングルス決勝を戦った李暁霞と劉詩雯は、どちらも同じ前陣での両ハンドの高速ラリーのタイプですが、どちらかというと劉詩雯は安定志向で、李暁霞は直線的に打ちます。李暁霞はフォアハンドでもすぐに強いボールを打ってきますが、その分ミスも出ます。同じバックハンドの高速ラリーでも、劉詩雯は安全に山なりのボールを打ち、李暁霞は直線的なボールを打ちます。
どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、最終的に李暁霞が逃げました。李暁霞の方が、気持ちが前に前にと攻めていました。劉詩雯もずいぶん踏ん張りましたが、李暁霞をほめるべきでしょう。
男子ダブルス決勝は、荘智淵のサービスが非常に効いていて、陳建安の得意な3球目のドライブがことごとく決まっていました。中華台北ペアは2人ともフォアハンドが強烈でフットワークもあり、いつでもフォアハンドで得点を狙うことができます。陳建安はジュニア時代以降伸び悩み、久々の大舞台となりましたが、先輩である荘智淵がうまく調子を引き出したのか、豪快に打っていました。非常によいペアだと思います。
中国ペアは元気がないようでした。不思議なくらい馬琳の足が動いておらず、体調でも悪いのかと思いながら見ていました。
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試合の詳細な記録は下記サイトをご覧ください。
国際卓球連盟 公式HP:http://www.ittf.com
どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、最終的に李暁霞が逃げました。李暁霞の方が、気持ちが前に前にと攻めていました。劉詩雯もずいぶん踏ん張りましたが、李暁霞をほめるべきでしょう。
男子ダブルス決勝は、荘智淵のサービスが非常に効いていて、陳建安の得意な3球目のドライブがことごとく決まっていました。中華台北ペアは2人ともフォアハンドが強烈でフットワークもあり、いつでもフォアハンドで得点を狙うことができます。陳建安はジュニア時代以降伸び悩み、久々の大舞台となりましたが、先輩である荘智淵がうまく調子を引き出したのか、豪快に打っていました。非常によいペアだと思います。
中国ペアは元気がないようでした。不思議なくらい馬琳の足が動いておらず、体調でも悪いのかと思いながら見ていました。
渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
1997年世界選手権大会男子ダブルス銅メダリスト
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