
どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、最終的に李暁霞が逃げました。李暁霞の方が、気持ちが前に前にと攻めていました。劉詩雯もずいぶん踏ん張りましたが、李暁霞をほめるべきでしょう。
男子ダブルス決勝は、荘智淵のサービスが非常に効いていて、陳建安の得意な3球目のドライブがことごとく決まっていました。中華台北ペアは2人ともフォアハンドが強烈でフットワークもあり、いつでもフォアハンドで得点を狙うことができます。陳建安はジュニア時代以降伸び悩み、久々の大舞台となりましたが、先輩である荘智淵がうまく調子を引き出したのか、豪快に打っていました。非常によいペアだと思います。
中国ペアは元気がないようでした。不思議なくらい馬琳の足が動いておらず、体調でも悪いのかと思いながら見ていました。
渋谷浩
平成11年度全日本チャンピオン
1997年世界選手権大会男子ダブルス銅メダリスト
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