8月17~20日まで、岐阜メモリアルセンター(岐阜)で第44回全国中学校大会が開催さていれる。大会最終日は男女シングルスの3回戦~決勝までが行われた。女子シングルスは1年生の早田が弓立を破り初優勝を飾った。
1年生の早田(中間東中)が優勝の快挙
早田は素早いフットワークと切れのある攻撃を見せた
パワーでは勝る弓立(瀬高中)だが決勝では早田のスピードに押された
枝松(山陽女子中)はコースを突いたバックハンドで4強入り
清水(就実中)は優勝候補の伊藤を破って初の表彰台
■女子シングルス決勝
早田ひな(中間東中) -9,4,10,3 弓立美沙輝(瀬高中)
女子シングルスはシード選手が次々に敗れ、波乱続きとなった。決勝に進出した弓立(瀬高中)は4回戦で昨年3位に入った三條(四天王寺羽曳丘中)を安定したパワフルなプレーで破り、木村(山陽女子中)、清水(就実中)を破って決勝に進出した。
一方の1年生の早田(中間東中)は3回戦で橋本(四天王寺羽曳丘中)のカットを切れのあるフォアハンドで攻略した勢いに乗って、小脇(明徳義塾中)、山本(鯖江市中央)、枝松(山陽女子中)を破って決勝に進出。
同じ福岡県勢の2人は県予選、九州ブロック予選でも対戦しており、弓立が2勝していた。
しかし、この決勝の舞台では早田が見事にリベンジを果たした。第1ゲームはパワフルなバックハンドで揺さぶった異質攻撃型の弓立が先取したが、第2ゲームからは思い切り自分から攻めた早田が素早い回り込みのフットワークとフォアハンド攻撃を見せ、弓立のフォア側にエースボールを放った。第3ゲームのジュースを早田が競り勝ち王手をかけると、続く第4ゲームも勢いに乗った早田が11対3で弓立を圧倒。1年生にして優勝の快挙を成し遂げた。
3位にはともに初の表彰台となる枝松(山陽女子中)と清水(就実中)が入った。枝松はコース取りのよいバックハンドで先手を取って混戦を勝ち抜きベスト4入り。ラリー戦に強さを発揮した清水は準々決勝で優勝候補の伊藤(昇陽中)をフルゲームの末に破り3位と健闘した。
今大会の詳細な情報は下記サイトをご覧ください。
第44回全中 卓球:http://gakuen.gifu-net.ed.jp/gifuken_chutairen/2013_zenchu/02_tabletennis/
今大会の模様は卓球レポート10月号(9/20発売)に掲載。