12月1~8日、ラバト(モロッコ)で開催されている第11回世界ジュニア選手権大会の3日目、男子団体準々決勝が行われた。日本は中華台北を3対1で破り準決勝に駒を進めた。
森薗の集中力の高いプレーで日本が先制
酒井は多彩な攻撃でストレート勝ち
日本は決勝に向かって駒を1つ進めた
日本は準決勝でドイツを破ったフランスと対戦(写真はA.ロビノ)
■男子団体準々決勝
日本 3-1 中華台北
○森薗 4,3,8 王泰威
○酒井 8,5,6 黄建都
三部 -10,-10,10,-10 温洧傑○
○森薗 5,-9,6,3 黄建都
日本男子は準々決勝で中華台北と対戦。トップの森薗は序盤からすばらしい集中力で相手にすきを与えず試合をリード。第3ゲームは相手のチキータからの連続攻撃に見舞われたが、粘り強いプレーで反撃しストレート勝ちで先制。
2番の酒井は中華台北のエース黄建都と対戦。序盤やや固さが見られリードを許すが、2-6から逆転し第1ゲームを先取。しゃがみ込みサービス、チキータレシーブ、切れのある両ハンドの速攻と多彩な技術を見せて相手エースを退けた。
3番の三部は温洧傑と対戦。三部はバランスのよい攻守で第1ゲーム、第2ゲームとも先にゲームポイントを握るが、一発の威力のある温洧傑に逆転を許す苦しい展開。第3ゲームを取り返すも、勝負どころで得点できずに惜敗。
4番は森薗と黄建都のエース対決。ここでも森薗は集中力の高いプレーでラリーでも粘り強さを発揮して3対1とし、準決勝進出を決めた。
この他の結果は
中国 3-0 ブラジル
ポーランド 3-1 韓国
フランス 3-0 ドイツ
ポーランドはエースのディヤスが2得点を挙げ、韓国がベスト8で敗退という結果に終わった。ポーランドは準決勝で中国に挑戦する。フランスはドイツとのライバル対決を、フロール、アングレ、A.ロビノというメンバーでストレート勝ちで決め、日本との対戦を決めた。
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