12月1~8日、ラバト(モロッコ)で開催されている第11回世界ジュニア選手権大会の3日目、男子団体準決勝で日本はフランスと対戦し、3対1で撃破。王者中国への挑戦権を獲得した。
森薗はガッツあふれるプレーで2点取り
村松はぶつ切りカットでフロールを退けた
日本は昨年に続き決勝へ
ロビノはセンスあふれるプレーで三部を退けた
中国はポーランドを一蹴
■男子団体準決勝
日本 3-1 フランス
○森薗 6,-9,5,2 アングレ
○村松 9,10,-7,4 フロール
三部 -5,-11,-7 A.ロビノ○
○森薗 -5,9,7,4 フロール
日本男子は準決勝でドイツを破って勝ち上がってきたフランスと対戦。
トップは森薗対アングレ。森薗のチキータレシーブとコースを突いたミスの少ないドライブに対して、アングレは打球点の早いドライブとカウンタープレーで応酬。むらのあるアングレに対して、最後まで集中し続けてさい先のいいスタートを切った。
2番は村松対フロール。フロールは村松の回転量の多いカットを打ち抜くことができず、村松が3-1で勝利。
3番は三部とA.ロビノが対戦。コース取りがよく安定感のあるロビノが1点を返し、後半につないだ。
4番の森薗はワイドな攻撃で第1ゲームをフロールに奪われるが、大きなフットワークでラリー戦の優位に立ち、決定力でも引けを取らない圧巻のプレーでチームを決勝の舞台に導いた。
中国 3-0 ポーランド
○孔令軒 6,-7,6,7 ディヤス
○梁靖崑 10,4,2 ヴィエチェク
○周啓豪 5,4,4 ザトウカ
中国は、準々決勝で韓国を倒したポーランドと対戦。大きなラリーでは強さを見せたポーランドだが、中国選手の球威と精度に大きな差があった。
決勝の日本対中国は4日17時45分(日本時間24時45分)スタート。
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