女子シングルスは2~4回戦が行われた。前年度チャンピオンの福原(ANA)らスーパーシードの選手も登場した。例年スーパーシードの選手が初戦で敗れることは多いが、今大会では藤井寛子(日本生命)、福岡春菜(中国電力)ら32人中9人の実力者が敗れた。
藤井は3ゲームを連取された後、巻き返しを図ったが敗戦
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藤井寛子は田中(エクセディ)と対戦。初戦ということもあり、固さが見られた藤井は田中の勢いのあるバックハンドに押され、3ゲームを連続で落とした。後がなくなった藤井は第4、5ゲームを取り返したが、流れを引き寄せることができず敗戦を喫した。
スーパーシードの選手では日本代表経験もある福岡が梅村(ミキハウスJSC)に3対4、藤井優子が加藤(県立岐阜商業高)に0対4で敗れた。ほかにも、市川(日立化成)、野中(十六銀行)、森薗(日立化成)、鳥居(愛媛銀行)、浜本(JOCエリートアカデミー)、阿部(サンリツ)がそれぞれ敗れた。
スーパーシードの選手が敗退をする中、前年度優勝の福原は早田(石田卓球クラブ)に4対0で快勝。前年度2位の石川も渡辺(早稲田大)に4対0のストレート勝ちで、5回戦進出を決めた。
大会4日目の明日は5~6回戦が行われる。
福原はテンポの速い卓球でストレート勝ち
石川はスーパーシードが崩れる中、安定した卓球を見せた
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
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