ジュニア女子の決勝は加藤(JOCエリートアカデミー)と平野(JOCエリートアカデミー)の中学生対決となった。同士打ちとなった2人の戦いは見応えのあるラリー戦となったが、バランスのよい攻守を見せた加藤が競り合いを制して福原、石川に続く中学生優勝をの快挙をはたした。
<ジュニア女子決勝>
加藤(JOCエリートアカデミー) -8、8、12、8 平野(JOCエリートアカデミー)
手の内を知り尽くした者同士の厳しいラリーを制して1ゲーム目を奪ったのは平野。第2ゲームはミスの少ない加藤のリード進み、タイムアウトをうまく使った加藤が11-8で取り返す。点差のつかない展開だが、8-6から8-7と詰められたところで平野がタイムアウト。両者集中力の高いプレーを見せジュースにもつれるが、加藤が14-12で決めて2対1とリード。第4ゲームも、攻める平野とブロックからチャンスをつくる加藤の互角の戦い。加藤は緩急をつけてミスを誘う戦術としゃがみ込みサービスからの得点で11-9とし初優勝を飾った。
中学2年生での優勝は平成18年度の石川佳純以来7年ぶりの快挙。
<ジュニア女子準決勝>
加藤(JOCエリートアカデミー) 10、-1、-5、6、6 浜本(JOCエリートアカデミー)
平野(JOCエリートアカデミー) 7、-6、-6、8、2 阿部(四天王寺高校)
加藤対浜本はワイドに攻める浜本に加藤がよく対応して、逆転勝ちを収めた。平野対阿部は阿部のペースで試合が進んだが、最後まで深いボールで攻撃し続けた平野が勝ち切った。
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
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