女子シングルス準々決勝が行われベスト4が決まった。優勝候補の福原、石川が勝ち進んだほか、若宮と、元全日本女王の平野を破った森が準決勝に勝ち進んだ。
福原はバック対バックのラリーで優位に
高校生の森は平野を破る金星
若宮は前陣でワイドに攻めた
石川は多彩な攻めで余裕のストレート勝ち
<女子シングルス準々決勝>
福原(ANA) 6,-7,-16,8,8,4 田代(日本生命)
森(昇陽高) 9,6,-10,-6,-7,5,4 平野(ミキハウス)
若宮(日本生命) 5,8,10,-9,2 土井(中国電力)
石川(全農) 10,5,2,6 加藤杏(県立岐阜商業高)
福原と田代は前陣ラリーでは互角の勝負を繰り広げた。競り合いとなった第3ゲームのジュースを落とした福原だが、集中力を途切れさせずにバック対バックからのラリーで優位に立ち3ゲーム連取した。
森はパワフルな両ハンドドライブで2ゲームを先制するが、持ち前の粘り強さを発揮した平野が3ゲームを連取。しかし、あきらめない森が2ゲームを返して、元全日本王者を破ってベスト4入り。
若宮は、中陣からもパワフルな両ハンドで攻める土井に対して前陣でコースを突いた攻撃で優位に立ち4対1で勝利。
石川は前陣高速ラリーに強い加藤に対して、多彩な攻撃でストレート勝ち。動きのよさも際立っていた。
準決勝は福原対森、若宮対石川の対戦。
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
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