大会最終日、4台となったコートで最初に行われたのは女子ダブルス準々決勝。中川・土田美佳が藤井・若宮を破り、5連覇の新記録は阻止された。藤井はこの試合を最後に選手生活にピリオドを打った。
<女子ダブルス準々決勝>
中川・土田美佳(中国電力) 2-3 藤井寛・若宮(日本生命)
市川・中村(日立化成) 3-1 阿部・岡本(サンリツ)
田代・藤井優(日本生命) 3-0 土田美紀・三宅(中国電力)
平野・石川(ミキハウス・全農) 3-0 池田・平野(日立化成・東京富士大)
藤井寬・若宮は4-8とリードされた第1ゲームを逆転で取るも、第2ゲームはジュースを落とし1対1に。第3ゲームは日本生命ペアの厳しいボールにも対応力を見せた中国電力ペアが取り2対1とリード。第4ゲームはうまくラリーを組み立てた日本生命ペアが取り返したが、第5ゲームはリードを生かせず逆転負け。藤井・若宮の5連覇はならなかった。
市川・中村は第1ゲームを奪われたものの、決定力の高い市川の攻撃が決まり3ゲームを連取して社会人ペア対決を制した。
田代・藤井優は高い攻撃力で終始リードを保ち、土田美紀・三宅をストレートで圧倒。
平野・石川は平野のチャンスメークと石川の強打の連係がよく、池田・平野をシャットアウトした。
女子ダブルス準決勝は
中川・土田美佳(中国電力) - 市川・中村(日立化成)
田代・藤井優(日本生命) - 平野・石川(ミキハウス・全農)
記録・タイムテーブル等の情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2013/
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