JA全農世界卓球東京2014東京大会(4月28日~5月5日)3日目の4月30日は第1ステージの予選グループリーグ第3・4試合が行われ、13時からは日本男子の第3試合となるフランス戦が行われた。日本は3試合のフルゲームを制し2勝目を挙げた。
<男子グループC>
日本 3−0 フランス
○丹羽 5,2,-6,-7,9 フロール
○水谷 8,-6,8,-6,10 ルベッソン
○松平 3,9,-10,-7,6 ゴズィ
水谷 - フロール
丹羽 - ルベッソン
日本は3戦目となるフランス戦を何とか勝ちきってグループリーグ1位通過への希望をつないだ。
トップの丹羽は、今大会初登場で硬さが見られるフロールに対して、冴えわたったプレーで2ゲームを先取。しかし、ここから硬さの取れたフロールが息を吹き返し、ペースの狂った丹羽が2ゲームを返されて最終ゲームに。最終ゲームもフロールの流れで9-6とリード。あきらめない丹羽はアグレッシブなプレーで奇跡的な5点連取で逆転勝ちを飾った。
2番の水谷は強烈なフォアハンドを持つルベッソンと対決。安定感で勝る水谷が第1ゲームを奪うが、バッククロスからのルベッソンのフォアハンドに対応できずに互角の勝負。最終ゲームではルベッソンが先にマッチポイントを握ったが、水谷が温存していたサービスを使ってクレバーな戦いで勝利した。
3番の松平は昨日までよりも落ち着いたプレーで守備でも得点する場面が見られ、ゴズィに試合をさせない。しかし、第3ゲームでマッチポイントを握ったところから逆転されると流れはゴズィに。松平の無理な攻めも決まらずゲームオールに。最終ゲームは序盤から松平が引き離し、経験の差を見せて勝負を決めた。
次戦はグループリーグ1位通過をかけてポルトガルと戦う。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)・7月号(6月20日)に掲載
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