JA全農世界卓球東京2014東京大会(4月28日~5月5日)4日目の5月1日は、第1ステージ予選グループリーグの最終試合が行われ、決勝トーナメントに進出する各グループの上位3チームが決定する。19時30分から行われた女子グループA・Bは中国と日本が1位通過となった。
ここまでチームとして最高の出来の日本。好調をキープしてほしい
<女子グループA>
1位 中国
2位 朝鮮民主主義人民共和国
3位 ルーマニア
4位 オーストリア
5位 ポーランド
6位 スロバキア
<女子グループB>
1位 日本
2位 中華台北
3位 ベラルーシ
4位 ハンガリー
5位 アメリカ
6位 オーストラリア
女子グループAは、中国が無敗で準々決勝進出を決めた。李暁霞、丁寧、劉詩雯、朱雨玲、陳夢という世界チャンピオン2人を含む世界ランキング1位から5位のメンバーというまったく付け入るすきのない布陣で2連覇を目指す。2010年のモスクワ大会ではシンガポールの後塵を拝しただけに油断はまったく見られない。2位には朝鮮民主主義人民共和国が入った。2013年パリ大会ベスト8のカット主戦型のリ・ミョンスン、同じくパリ大会混合ダブルス優勝のキム・ジョンら駒はそろっている。3位には最終戦でポーランドを破ったルーマニアが入った。エースのサマラが2点に、モンテイロ・ドデアン、スッチ、ポストアカと選手層は厚い。
女子グループBは、村上監督が期待以上の出来と語る日本が予選を全勝で突破した。エースの石川も徐々に調子を上げ、平野、石垣、田代、森ら全員が好調というチームだけに、福原不在ながらも上位進出の期待を禁じ得ない。2位の中華台北は、黄怡華、鄭怡静、陳思羽と攻撃力のある先取をそろえている。波に乗せたら怖いチームだろう。3位のベラルーシはVi.パブロビッチの2点が見込めれば上位進出もあり得るだろう。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)・7月号(6月20日)に掲載
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JA全農2014年世界卓球団体選手権東京大会/公式サイト:http://www.2014wtttc.com
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