大会最終日は男子シングルの準々決勝から決勝までが行われる。準決勝が終了し、坪井と渡辺が決勝に勝ち上がった。
坪井は攻めの姿勢を貫き後輩の及川を撃破
渡辺は集中力の高いプレーで周の戦術変換にも対応した
■男子シングルス準決勝結果
坪井(青森山田) 8、10、-6、6、-8、7 及川(青森山田)
渡辺(明徳義塾) 3、-9、-7、11、8、5 周(北陵)
準決勝の第1試合は坪井対及川の同士討ちに。手のうちを知る両者の戦いはハイレベルなラリー戦になったが、要所でロングサービスを効果的に使い、ラリー戦でもミスが出ない坪井が序盤からペースを握る。このままでは坪井に押し切られる及川はリスキーなプレーを選択して第3ゲーム、第5ゲームを返すが、第6ゲームの序盤、気合いを入れ直した坪井に一気に引き離され、勝負あり。攻めの姿勢を最後まで貫き、坪井が決勝進出を果たした。
もう1つの準決勝は、渡辺が周の表ソフトでのバックハンドに対してボールをしっかり引きつけて打ち返し、あっさり先制する。第2ゲームも渡辺が序盤からリードするが、このままではらちが開かない周が途中からバックハンド強打を連発して逆転。第3ゲームも取り2ゲームを連取した。第4ゲームも周が10-7とゲームポイントを握ったが、ここから渡辺が奮起。ボールに必死に食らいついて逆転すると、続く第5、第6ゲームも連取し、昨年からステップアップしてファイナリストに。
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