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全日本マスターズ ~田中、安部がサーティで優勝~

平成26年度全日本選手権大会(マスターズの部)が10月24~26日、花巻市総合体育館(岩手)で開催された。年代別の男女シングルス各9つのカテゴリーで熱戦が繰り広げられ、男子サーティでは田中雄仁(育英高校職員)、女子サーティでは安部香織(長吉卓球センター)がそれぞれ頂点に立った。


【男子】

 男子サーティは田中雄仁が初優勝。前年度と同様の組み合わせになった三田村宗明(リトルキングス)との決勝では田中がサービスからの展開で優位に立ち、リベンジを果たした。
 男子フォーティは西村雅裕(FEVER)が劇的な逆転で初優勝を飾った。勝負どころでの気迫あふれるプレーで勝ち進み、決勝は西川幸伸(FAMILY)に0対2とリードを許すも思い切りのよいプレーで逆転勝ちを収めた。
 男子フィフティは山鹿泰史(オール長大)が接戦をものにして頂点に立った。岩野健(大阪ナイトクラブ)との決勝戦では1対2と優勝に王手をかけられたが、左右へのコース取りが光り、見事、栄冠をつかんだ。

 

ホープス男子田中がフォアハンドを軸にした攻撃で初優勝

ホープス男子西村は闘志を前面に出したプレーで頂点に立った

ホープス男子両ハンドでの安定したドライブを見せた山鹿


 

【女子】

 女子サーティはカット主戦型の安部香織が2年連続4度目の優勝。決勝では草川則子(翠嵐クラブ)に第1ゲームを奪われたが第2ゲーム以降はカットに加えて鋭い攻撃も織り交ぜた多彩なプレーを見せて勝利した。
 女子フォーティは佐原有美(圓クラブ)が堂々の3連覇を果たした。準決勝、決勝はカット主戦型との対決になったが、いずれも巧みなカット打ちでストレート勝ち。王座を守り抜いた。
 女子フィフティは稲川佳代(COLOR)が昨年と同じ顔合わせになった決勝を制して連覇を果たした。大津絵美子(丸亀SC)との決勝ではテンポの速い攻撃で揺さぶり、好機を確実に決めて勝利した。

 

東京アート表彰安部は攻守にバランスのとれたプレーを見せた

ホープス男子佐原はカット主戦型を連破して3年連続の優勝

ホープス女子稲川はリズムのよいプレーで連覇達成


各カテゴリーの優勝者は以下の通り。
【男子サーティ】田中雄仁(育英高校職員・兵庫)
【男子フォーティ】西村雅裕(FEVER・静岡)
【男子フィフティ】山鹿泰史(オール長大・長崎)
【男子ローシックスティ】政本尚(清友クラブ・奈良)
【男子ハイシックスティ】吉田雄三 (ヨシダスポーツ・高知)
【男子ローセブンティ】鈴木和久(逗子クラブ・神奈川)
【男子ハイセブンティ】黒田幸彦(仙台萩クラブ・宮城)
【男子ローエイティ】唐橋博(代々木クラブ・東京)
【男子ハイエイティ】永井昭爾(川崎ラージ・神奈川)
【女子サーティ】安部香織(長吉卓球センター・大阪)
【女子フォーティ】佐原有美(圓クラブ・愛知)
【女子フィフティ】 稲川佳代(COLOR・東京)
【女子ローシックスティ】日下部鈴子(チャイム・神奈川)
【女子ハイシックスティ】持田恵子(サクセス・愛知)
【女子ローセブンティ】大掛まさ美(イーグルス・東京)
【女子ハイセブンティ】池田章子(翡翠・大阪)
【女子ローエイティ】 崔花子(練馬茜・東京)
【女子ハイエイティ】井上幸子(八日市クラブ・滋賀)

今大会の記録は、日本卓球協会のホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http://www.jtta.or.jp

今大会の模様は卓球レポート12月号(11月20日発売)に掲載されます。
 

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