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全日本卓球2015 吉村/石川が混合ダブルス初V

混合ダブルスは昨年、決勝で敗れて優勝を逃した吉村/石川が、優勝経験のある松平/若宮をストレートで下して初優勝を飾った。
 

全日本チャンピオンペアが混合ダブルス初優勝
 
石川の厳しいボールと吉村の決定打で勝負を決めた
 
松平/若宮は後手に回ってしまった

<混合ダブルス決勝>
吉村/石川(愛知工業大/全農) 6,9,8 松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命)

3年前の全日本では準決勝で対戦した組み合わせが今大会の決勝となった。3年前は松平/若宮が3対2で勝利している。吉村/石川は2年前、昨年とも決勝の舞台で敗れており、2年連続の2位。ようやく念願の初タイトルを獲得した。
第1ゲームは、吉村/石川が吉村のアップダウンサービスに苦しむ若宮から得点を挙げ、確実にチャンスボールを決めて11-6と先制。
第2ゲームはサービス、レシーブで先手を取った松平/若宮が4-1とリード。しかし、ミスが続き、4-5と逆転されたところでタイムアウト。点差の付かない展開で9-9に。ラリーから得点した吉村/石川がゲームポイントを握り、レシーブの吉村が、フェイクモーションを入れた技ありの回り込みバックフリックで11-9とし、優勝に王手。
第3ゲーム、松平がストレートに流しフリックを決めて見せ場をつくるが、吉村のサービスで得点するなど互角の展開に。6-7から1点ほしい松平/若宮はフォアハンドサービスを松平が若宮のバック側から出すという変わったフォーメーションから得点。しかし、吉村に甘いボールを送れない松平にミスが出て10-8。最後は若宮のブロックがネットに届かず11-8で吉村/石川が初優勝を飾った。
これで石川は目標としている三冠(女子シングルス、女子ダブルス、混合ダブルス)の1つを手にすることができた。

時吉/山梨は高い攻撃力で3位に
 
田添/前田のチャンピオンペアは吉村/石川を崩せず

<ジュニア女子準決勝>
松平/若宮(協和発酵キリン/日本生命) 5,3,4 時吉/山梨(ZEOS/ミズノ)
吉村/石川(愛知工業大/全農) 6,4,8 田添/前田(専修大/希望が丘高)

松平/若宮は威力のある両ハンドの時吉に思うように攻めさせずにストレート勝ち。吉村/石川は田添/前田にチャンスを与えずストレート勝ち。2年前の決勝のリベンジを果たした。
 

 



詳しい情報は日本卓球協会ホームページに掲載されています。
日本卓球協会:http:/www.jtta.or.jp
全日本卓球(特設サイト):http://japantabletennis.com/zennihon2015/
記録ページ:http://www.jtta.or.jp/AJ/result2014/

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全日本選手権大会の特集は卓球レポート3月号(2月20日発売号)に掲載します。

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