全種目の決勝トーナメントが始まる大会3日目は、混合ダブルス3回戦で幕を開けた。日本の2ペア、吉村/石川と丹羽/平野はともに勝利しベスト16入りを果たした。
<混合ダブルス3回戦(日本選手関係)>
吉村/石川 4,5,3,2 マドリー/シルバ(メキシコ)
丹羽/平野早 8,7,-4,12,9 M.カールソン/エクホルム(スウェーデン)
吉村/石川は、吉村の決定力のある一発が決まり、格下のメキシコペアを一蹴。明日の4回戦ではパリ大会で敗れている李尚洙/朴英淑(韓国)と対戦する。
丹羽/平野は、フォア面表ソフトラバーのM.カールソンとスウェーデンチャンピオンのエクホルムのペアに対して、丹羽の回転量の多いサービス、レシーブを軸に攻めて2対0とするが、第3ゲームを返されて、第4ゲームもゲームポイントを握られる。ここでタイムアウトを取った日本ペアが逆転して3対1。第5ゲームはラリーで連係の良さを見せた日本ペアがリードする展開で11-9としベスト16入りを決めた。4回戦でウォン・チュンティン/ドゥー・ホイケン(香港)と対戦。
早くも3回戦での顔合わせとなった閻安/武楊(中国)とルベッソン/陳夢(フランス/中国)の対戦は両者全力のぶつかり合いとなったが、武楊のカットをうまく攻めた国際ペアが2対0とリード。しかし、ここから国際ペアにスマッシュミスが増えて、中国ペアが逆転。0対2から4ゲーム連取し中国ペアが4回戦進出を決めた。許昕/梁夏銀(中国/韓国)は危なげなくロシアペアを破りベスト16入りを果たしている。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載
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