全種目の決勝トーナメントが始まる大会3日目、全員が初戦突破した日本女子に続きたい男子勢だったが、世界卓球2013パリで旋風を巻き起こした松平がまさかの初戦敗退となった。
<男子シングルス1回戦(日本選手関係)>
水谷 11,9,3,4 プラトノフ(ベラルーシ)
グロース(デンマーク) 8,-8,-7,6,12,-3,5 松平
丹羽 4,2,8,7 ヤカブ(ハンガリー)
立ち上がり、硬さが見られ守備の固いプラトノフにリードを許した水谷だが、ゲームポイントをしのいできっちり先制。第2ゲーム以降は台や会場の感覚を確かめるようにサービスやプレーのバリエーションを増やす余裕も見せた。
松平はサウスポーのグロースと対戦。松平は早い打球点の攻めにミスが出て2対2に。第5ゲームは松平が10-3と大きくリードしたところから追いつかれて12-14でまさかの逆転。第6ゲームも序盤で6-1とリードを広げ、11-3と逃げ切り、最終ゲームに。最終ゲームは立ち上がりで0-4とリードを許す苦しい流れ。サービス・レシーブが思うように行かなかったと本人が語るように、なかなか攻撃で先手を取ることができずに、グロースに押し切られてしまった。パリ大会ベスト8の松平健太がまさかの初戦敗退という結果に終わった。
続いて登場したのは丹羽孝希。松平の敗戦の流れを引きずりたくない丹羽は、ハンガリーのヤカブを相手にサービス・レシーブからの速攻で圧倒的優位に立ちストレート勝ちを収めた。
今大会の模様は卓球レポート6月号(5月20日発売)に掲載
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